「sonciety5.0」「VUCAの時代」と呼ばれる、これからの等を身に付けていくことが必要です。大槌高校は、変化の激しい時代を生きていくために必要な資質・能力を育てるために、地域の魅力や課題等をテーマとした探究的な学びを通して、地域と協働しながら主体的に課題解決に向かう人材の育成をめざしています。
これまで本校が築いてきた特色を継承しつつ、目指す人材を育成するために、「地域探究科」としての歩みを進めます。
自分の学習レベルや興味関心に合わせて、授業を選べます。
みなさんの中にも、中学校までの時点で勉強にちょっと自信がないなあ、高校の勉強についていけるかなあという人もいるかもしれません。
「地域探究科」では、1年生次から、自分の学習レベルに合うところから学習をすすめる「リメディアル(復習)科目」の授業を選ぶことができます。それぞれの理解に応じて、ICT機器も活用しながら個別最適な学習を進めることにより、わからないところに立ち戻り「学び続けることのできる力」を養います。今は勉強が苦手でも、進学や夢をあきらめずにみんなのスタートラインに合わせてステップアップしていきます!
大槌高校には、ここにしかない授業がたくさんあります!たとえば、「ひょっこり表現島」はなんの授業だと思いますか?
正解は国語です!大槌高校ではほかにも「おおつちラボ」、「くらしmath」といった変わった名前の授業があります。教科書を使わずに実際に体験したり地域に飛び出したりしながら学べるちょっぴり変わった名前の授業で、興味のある内容をさらに深められます。
大槌高校では、これまでも総合的な探究の時間「三陸みらい探究」を充実させてきました。この授業を通して、たくさんの地域の方と関わり、大槌町の地域課題の解決に取り組んでいます。答えのない課題に向き合うのは難しいことではありますが、クラスメイトと協力しながら進めていく楽しさも味わうことができます。
過去の生徒のテーマ(例)
このような探究活動で培った力をさらに高められるよう、各教科の授業でも探究的な学びを進めていきます。
「日本版デュアルシステム」とは、厚生労働省が推奨する「働きながら学ぶ、学びながら働く」ことにより若者を一人前の職業人に育てるため、高校の中での座学と職場体験を同時に行っていくシステムのことです。
地域探究科では、インターンシップ期間を年3~4回設けます。第1次から第3次産業までの就業体験や地元企業での就業体験を実施します。
これにより、将来の職業に関する意識を高め、将来の夢や目標を見つけることにつなげていきます。
以上のような活動を通して、生徒一人一人の進路に応じた適切なサポートを行い、幅広い進路目標の実現を目指します。
「マイプロジェクト」等の探究活動を、総合型選抜・学校推薦型選抜を効果的に活用します。
生徒一人一人の将来を考えた学校選びへの適切なアドバイスを行います。また、看護・医療系への進学に対しても、面接指導を充実させます。
インターンシップ等の充実したキャリア教育により、生徒一人一人の将来を考えた適切なアドバイスを行います。
3年生全員が、「18年間でもっとも感謝を伝えたい人」をお招きし、これまでの学びの集大成として、自身が身に着けた「大海を航る大槌(ハンマー)」についてのプレゼンを行います。