校長挨拶
本校は、大正九年、初代校長である富田小一郎先生の情熱とご尽力により創立された「盛岡実践女学校」に始まります。その後、「盛岡女子商業学校」を経て、昭和十五年には「盛岡市立女子商業学校」となり、同年に創設されていた「盛岡市立第一高等女学校」とともに、地域の女子教育の中心的役割を果たし、昭和二十四年に両校は統合され、現在の名称である「盛岡市立高等学校」となりました。
昭和三十四年には、高校教育の拡大を求める地域の要請に応え、普通科に男子が入学、地域を担う人材育成を期待される普通科と商業科の併設校として成長し、さらに、昭和五十七年、生徒一人ひとりが能力の開発に努めることができる高校を目指し、それまでの加賀野地区から現在の太田地区に移転、同時に東北初の英語科を設置、三学科を有する、男女共学の大規模校となりました。その後、高校再編の中、平成二十八年に英語科が閉科となり、現在の普通科と商業科の2学科の体制となっております。
盛岡市とその近郊から多くの生徒が集まり、活気のある学校で、 普通科特別進学コース、普通科普通コース、商業科の3つの学科・コースがあります。「若き日に 身体を鍛え 知能を磨き 情操を深め 教養を積め」の校訓のもと、生徒は文武両道に励みながら、高校生活を謳歌しております。部活動については、昨年度、岩手県高等学校総合体育大会26連覇し、インターハイ団体5位入賞、個人総合優勝を果たした男子新体操部をはじめとして、多くの部活動で県内はもとより東北・全国レベルでの活躍をしております。また、今春の卒業生は、国公立大学54名をはじめとする数多くの大学等への進学、19年連続で就職内定率100%達成となっております。本校は、多様な進路に合わせて、生徒一人ひとりの進路目標達成に向けて、全職員が指導しております。
今後も、県内唯一の「市」立の高校として、創立100年を越えた伝統校として、地域の大きな期待に応えて参りますので、よろしくお願いいたします。
学校概要
学校名 | 盛岡市立高等学校(もりおかしりつこうとうがっこう) |
---|---|
学校名 | 盛岡市立高等学校(もりおかしりつこうとうがっこう) |
校長 | 北田 義徳(きただ よしのり) |
創立 | 大正9年4月1日 |
所在地 | 〒020-0053 岩手県盛岡市上太田上川原96 |
学級数 | 21学級(各学年7学級) |
生徒数 | 814名(令和5年4月1日現在) |
職員数 | 73名(令和5年4月1日現在) 【職種別】 校長1、副校長2、教諭51、養護教諭1、実習教諭1、講師6、(学校司書1)、英語指導講師1、事務職員4、用務員3、就職支援相談員1、非常勤事務職員2 【教科別】 国語7、地理歴史・公民6、数学10(情報1含む)、理科7(情報1含む)、保健体育7、芸術3、外国語(英語)9、家庭2、商業7(情報1含む) |
設置学科 | 普通科(一部は特別進学コース)、商業科 ※普通科の通学区(盛岡市内の岩手県立高等学校とは多少異なります) 盛岡市、滝沢市、雫石町、矢巾町、八幡平市大更、宮古市のうち平成21年12月31日における下閉伊郡川井村の地域 |
図書館 | 蔵書29,632冊(令和5年3月31日現在) |
卒業生総数 | 25,900名(令和5年3月末現在)
|