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種高魂5月号について

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学校再開後の感染症防止対策等について

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一斉臨時休校に伴う連絡について

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種高魂4月号について

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臨時休業中の生活について

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種高魂4月特別号について

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新型コロナウイルス感染症防止に係るお願いについて

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令和2年度新学期に向けてについて

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令和元年度 春季休業前終業式 講話について

校長 松場 喜美夫

 皆さんにとって、今年度はどんな年だったでしょうか。
 今日、この文章を書いているのは、3月11日(水)、東日本大震災から9年という節目の日です。
 新型コロナウイルス感染症対策で、卒業式予行と卒業式は在校生不参加となりました。予行では、1年間の皆勤28名、精勤3名を、卒業式では、3年間皆勤7名、精勤3名を表彰しました。また、大変立派な態度で、来賓からも良い卒業式でしたとの言葉を頂きました。3年生は、最終的に国公立大1名、私立大学3名、短大、高看や専門学校など進学が22名。自衛隊1名を含んで就職が36名。進路決定100%でした。さあ、次は2年生、そして、1年生の番ですよ。
1・2年生の賞状伝達もできないかも知れませんので、少し紹介しましょう。
 1年生は皆勤が21名、精勤が6名、2年生は皆勤が14名、精勤が9名。雨の日も、風の日もよく頑張りました。通知表が届いたら、保護者の方にも感謝してください。また、検定では、漢検準2級が4名、英検準2級が1名おります。頑張りました。海洋開発科はジュニアマイスター懸賞でポイントを積み上げて3年生で表彰します。普通科、海洋開発科共に一つでも多くの資格にチャレンジしてください。これとは別に、賞状の伝達が2つあります。毎年、洋野町教育振興表彰として部活動等で顕著な成績を上げた児童・生徒を表彰しています。今年も2月1日(土)にセシリアでの町教育振興大会の場で、レスリング部個人18名と団体としてレスリング部に、他の児童生徒共にスポーツ振興賞を戴きました。また、「小さな親切実行賞」として、台風19号による流木等の清掃の功で、本校海洋開発科13名が表彰されました。部活動でも町への貢献という点でも種市高校の名を広めてくれました。ありがとう。
 さて、4月の始業式では、大人になる、という話をしました。どうでしょう。少しは、大人になりましたか。自分勝手に考える、行動するのでなく、他人の意見を聞いて自分を振り返ったりすることや、新しい場面で協力して行動する、そういうことができるようになりましたか。
 人は、一人ひとり皆違います。共通する部分については、比べたり、競ったりすることができますが、共通しない部分については、競い合いができません。種市から八戸までを速く走ることは競えますが、楽しみながら歩くことは競えません。同じ食材で優劣を比べることはできますが、異なる食材の料理は好みの違いでしか評価できません。
 皆さんは、何で自分の仕事を評価してもらおうと思っていますか。スピードですか。量ですか。礼儀ですか。言葉遣いですか。一人ひとりの人生の宿題です。先生方にも教えられない宿題です。

 ひょっとしたら、今回用意しているこの文章は、終業式の場では使われないかも知れません。安倍首相から「緊急事態宣言」が出されれば、終業式を行わず、ホームページにこの文章をアップすることになっているかも知れません。
 臨時休校が指示され、ぼーっとしていても時間は過ぎます。部活動もできず、することがない日々かも知れません。でも、こういうときだからこそ、自分を見つめて、自分ができることは何だろうと、問いかけてください。
 自ら考えて、行動することができる、本当に貴重な時間です。大切に使ってください。
 令和2年度の始業式が無事行われ、皆さんが元気に登校してきてくれることを祈っています




種市高校1・2年生のみなさんへ【課題等に関わる連絡】について

 2年生(3月23日)、1年生(3月24日)の登校時に、課題等の取り組み状況を点検します。
4月以降の提出予定で事前に連絡のない科目でも、途中経過を点検します。登校時にはすべての課題等を持ってくるようにしてください。

臨時休校要請に伴う本校の当面の対応について

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休業中の生活について

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春休みを有意義に過ごすためにについて

令和2年3月10日 

 種市高等学校の生徒の皆さんへ 

                                  岩手県立種市高等学校長  

春休みを有意義に過ごすために

 種市高校生の皆さん、お元気でしょうか。
 3月2日(月)の振替からはじまった臨時休校も、3月4日(水)の臨時の登校日を挟んで、1週間ほどが経ちました。
 安倍首相による臨時休校要請があり、また、この1週間から10日ほどが瀬戸際という発言もあり、今まさに日本列島全体がウイルス対策に喘いでいます。毎日数十人の感染者が報告され、数日前には感染者は日本全体で1,000人を超えました。目に見えないウイルスに対して、一部では過剰とも思える対策や感染者のみならず家族や医療従事者等への嫌がらせやバッシングの報道も聞かれます。テレワークが可能な業種は良いですが、お客が集まらず廃業する旅館や店が出始めました。また、マスクなどの高額転売、トイレットペーパーなどの買い占め、デマの拡散など心ない行動も目立ってきました。
 こういう時こそ、皆で苦労を分かち合ってきたのが日本ではなかったでしょうか。非常時にも、大震災時にも暴動や盗みが無いと賞賛されたのが日本人ではなかったでしょうか。
 ニュースを見ていたら、中高生が「遊ぶ場所がない」「楽しくない」とインタビューに答えていました。そういう状況ではないのです。君たちが、お互いに注意し合わないと、行政も医療も対応できないのです。
 中世にヨーロッパなどで流行ったペスト対策のように、人里離れて隠れて暮らすということは難しいですし、そこまでは要求されていません。買い物も床屋も普通で良いです。ただし、どこかで長時間たむろする状態は好ましくありません。マスクも品薄です。十分に手洗いをし、時折換気をしてください。
 この時間を利用して本を読んで欲しいところですが、図書館も出入り禁止となっているところもあるようです。もし、携帯端末等で電子書籍が読める状況にあるようであれば、是非読んでください。また、インターネット上では様々な学習コンテンツが無料体験できる状況もあります。私も最近中学校社会の復習をしています。せめて、中学生レベルぐらいは完璧にしておくことをおすすめします。
 どのタイミングで学校や部活動が再開されるか全く見通しが立っていません。運動部の皆さんも、各自でできるトレーニングを行い、部活動再開に備えましょう。
 歯科治療など不調の部分は是非この期間に通院してください。
 通学定期の有効期間が切れる人がいると思います。不正乗車は通常の3倍の料金を請求されますので、必ず期限を確認してください。
 遊んでいる子どもたちを見つけた大人が、学校に問合せや見回り要請をする事例があるようです。臨時休校の趣旨を踏まえて、自宅での生活を充実させるようお願いします。
 一日も早い事態の収束のために、皆さんで協力しましょう。

卒業式校長式辞について

   

 暖冬と言われながらも、やはり冬の厳しさを感じたこの数月。今日は、三月一日。卒業生の皆さんには、大切な節目の日を迎えました。
 本日は、ご多用中にもかかわらず、岩手県議会議員工藤大輔様はじめ、ご来賓の方々のご臨席を賜り、保護者、ご家族の皆様のご列席を頂きましたことに厚くお礼申し上げます。
 昨年末来の新型コロナウイルスの拡大により、経済活動から日常生活まで大きく影響を受け、地域によっては卒業式や入学式までも中止したところもあると報道されております。併せて、本日の本校の卒業式も、例年と異なる形とさせていただいております。何卒ご理解を賜りたく存じます。
 さて、卒業証書を手にした皆さんに、改めて卒業おめでとうと申し上げます。
 保護者の皆様には、卒業の日を迎えたお子様の晴れやかな姿に、感慨ひとしおではないかと拝察いたします。誠におめでとうございます。
 これまでの本校教育活動に対するご支援、ご協力に、高い席からではございますが、心より感謝申し上げます。
 言うまでもなく、今日の喜びは、卒業生の皆さんの不断の努力の結果でありますが、皆さんを気遣い深い愛情を注いでこられたご家族、PTA、同窓会、洋野町種市高校教育振興会、日本潜水協会など多くの方々のご支援のたまものであることも、決して忘れてはなりません。  
  大きな戦争とそれに続く冷戦の昭和。世界では大規模テロとの戦い、日本ではバブル崩壊後の経済的混乱の克服に努めた平成。21世紀になり、新しい技術によって素晴らしい世界になると思われましたが、世界的な人口爆発と先進国、特に日本の人口減少、マイクロプラスチックなど環境問題、異常気象、自国中心主義を掲げる大国の姿勢など、課題は山積みです。AIやIoT、ロボットの発達は、効率的な作業をこなし、人間生活を便利にするはずですが、同時に、これまで高等学校が、社会が、当たり前としてきた、大量生産を支える人材、反復的で定型作業を文句一ついわずこなす人材の居場所を確実に奪っていきます。令和の時代は、機械にできないことができる人間、不確実で複雑、不安定な現実に果敢に挑むことができる人間、他者を理解し、他者と共に仕事ができる人間が求められています。
 いよいよ、今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。56年前の一回目の東京オリンピックの時は、東京でさえ未舗装の道路がたくさんありました。路地という路地は家庭ゴミであふれハエがたくさん居ました。また、二度目のオリンピックが来て、日本は、世界は変わります。新しい時代が、多くの人の力で動き出します。
 オリンピックのような大きなイベントも、地上300メートルのあべのハルカスや634メートルの東京スカイツリーのような高く巨大な建造物も、何千人、何万人の人々が関わっているのでしょうが、結局頑張っているのは一人ひとりの人間です。その一人ひとりが知恵を出し合い、意見を戦わせ、激励し、涙し、助け合っているからこそ完成します。俺ぐらいサボったって変わらないだろう、ネジ一本なくたって大丈夫だろう、と考えている人はそういう中には居ないでしょう。一人ひとりは、決して大きな力はなくても、チームとして何かを成し遂げる。人間はそういうように進化してきた生き物なのです。
 皆さんには、いろいろな場面で話すことがありました。本日最後に皆さんに贈りたい言葉は、禅の言葉、座禅の禅ですが、「和顔愛語わげんあいご」という言葉です。和は平和の和、なごむという字、げんと読ませますが顔、愛は愛するの愛、語は言語、言葉。にこやかな笑顔と優しい言葉で人に接してください、という教えです。
 人生良いことも悪いこともあるでしょう。高齢者などの車による事故、理不尽な殺傷事件、北九州の豪雨災害、千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号、さらに、東日本を中心に本県にも被害をもたらした台風19号、令和元年東日本台風、そしてコロナウイルス…。予測もできず、奪われていく幸せな時間。
 人は、誰しも幸せになりたいと願っています。皆さんもそうでしょう。しかし、幸せの形や量は、一人ひとり異なります。自分の良いが他人と違うかも知れません。また、自分自身が年をとっていく中で、変わっていくかもしれません。思い通りにならない事も多いと思います。他人と比べず、いつでも他人に優しい人であってください。
 世の中は、理屈で動く部分と、理屈では解決できない部分とでできています。何でも自分の論理で押し切る事をせず、時には、別な角度から物事を見ることも必要でしょう。
 思い込みや決めつけをせず、他人の話をよく聞き、ふるさとや地域を良くするような言動のできる人間になって欲しいと切に願ってやみません。 
 結びに、令和の最初の卒業生である皆さんの前途が、幸福で健康なものとなりますようお祈りし、式辞といたします。  

令和2年3月1

                                 岩手県立種市高等学校

                                  校長 松場 喜美夫


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