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本校は、1948(昭和23)年岩手県立久慈農林高等学校定時制種市分校として普通科1学級で創立されました。その後、1952(昭和27)年には潜水科(1963(昭和38)年久慈高校全日制別科潜水工業科となる)が設置され、1965(昭和40)年には普通科が全日制となり、1970(昭和45)年に普通科3学級、別科潜水工業科1学級の種市高校として独立しました。1972(昭和47)年には水中土木科(1988(昭和63)年海洋開発科設置により閉科)が新設され、1987(昭和62)年には新校舎が作られました。2018(平成30)年には創立70周年を迎えました。2019(令和元)年3月には、第七代になる「種市丸」43tが竣工し、より新しい設備での実習が行われています。
 また、2018(平成30)年4月に開寮した洋野町営種市高等学校学生寮(原則として海洋開発科生徒のみ入寮可)には16名の生徒が入っており、誕生会などのイベント等を通してお互いを理解し、将来の目標に向かって頑張っています。
 これまでの卒業生は、普通科約5,000名、潜水科・潜水工業科・水中土木科・海洋開発科合計約1,700名を数え、全国各地で活躍しております。
 この春の卒業生については、進学は、公立大1名を含む四年制大学10名、短大3名、専門学校8名。就職は、自衛隊1名、県内12名、県外15名。
 部活動は、運動部8部、文化部2部があります。令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、ほとんどの大会が中止となりましたので、令和元年度の運動部の活躍を紹介します。レスリング部は、熊本インターハイには男子では51kg級(初戦)、80kg級(3回戦)、92kg級(5位)、125kg級(初戦)、女子では47kg級(初戦)に出場。ブルガリアで行われた世界カデット選手権には60kg級に出場。茨城国体には、少年男子4階級、成年女子1階級に出場。学校対抗では県高校総体準優勝、県高校新人レスリング選手権大会準優勝、東北高等学校選抜レスリング選手権大会第5位(全国選抜出場権獲得、新型コロナウイルス感染症拡大により大会は中止)などの結果を残してくれました。他の部も部員数不足に悩まされながらも、野球部が新人大会で久慈工業高校との連合チームで、また女子バレーボール部も新人大会で他の部からの助っ人を得て地区大会を突破して県大会に進むなどの活躍が見られました。
 120年以上の歴史を誇る「南部もぐり」の伝統を引き継ぐ海洋開発科。従来の水中土木工事のための調査、計画、設計、施工、管理に加え、近年は関西国際空港、羽田空港の拡張工事などの大規模事業をはじめ、海外での深海調査、油田採掘等で先端技術を駆使した工法の採用もあって、より高度な技術者が求められるようになり、本科ではその期待に応えるべく勉学に、資格取得に励んでいます。
 校是「自愛 自立 自彊」のもと、生徒一人ひとりを大切に、そして社会に有益な人材の育成を目指して、73年目の種市高校は今日も歩みを進めます。

                                     校長 村上 智芳


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