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地震・津波の際の危機管理対応について


 東日本大震災津波の記憶が少しずつ薄らぐ中で、改めて自然災害への注意を怠らぬことが大切です。
 本校では非常時の危機対応について、以下のとおり定めておりますので、御理解と御協力のほどよろ
しくお願いします。

 1 在校時に地震・津波に関する注意報等に遭遇した場合
 地震等の災害発生時に、避難の指示等が発令されるなど二次災害のおそれがある場合や津波警報・
注意報が発表されている場合は、保護者の皆様への生徒の引渡しは行わず、学校管理の下で保護しま
す。学校に引取りに来られた場合は待機をお願いすることにします。津波警報・注意報等が解除となった
ときは、生徒の安全が確認され次第、引渡しを行います。災害等の規模によっては、引渡しの際に、連絡
先及び避難先を確認した上で引渡しを行う場合があります。
 保護者との連絡が取れないなどの理由で引渡しができない生徒については、学校において保護するこ
ととします。
 また、平成24年に発生したソロモン沖地震津波注意報の例を踏まえ、津波注意報等が発令され、発表
された津波到達予想時刻までに2時間以上ある場合、原則として以下のように対応します。
  @ 保護者と連絡を取らせ、その予想到達時刻から30分以上前に安全に帰宅できる生徒は帰宅
    させること。
  A 沿岸部を通らずに安全が確保できる生徒は帰宅させること。
  B 自宅が被害を受ける可能性のある地域にある生徒については学校で保護すること。

 2 登下校時に地震・津波に関する注意報等に遭遇した場合
 公共交通機関を利用中は、乗務員の指示に従い、また保護者が送迎している場合は、保護者の判断で
行動してください。徒歩、自転車などで移動中は、基本的に水辺から離れ高台へ避難するとともに、避難
時には交通安全に十分配慮してください。学校が目前の場合は、その限りではありません。保護者また
は生徒が危険と判断した場合は、無理に登校しないでください。学校への連絡は津波警報・注意報等が
解除後にお願いします。

 3 在宅時に地震・津波に関する注意報等に遭遇した場合
 可能な限り速やかに的確な情報を収集し、待機または避難をしてください。津波警報・注意報等が発令
中は自宅及び避難場所に待機してください。学校に連絡が必要な場合は、解除後にお願いします。

 4 その他
 上記の対応については、岩手県災害対策本部規程に基づく、岩手県教育委員会の「学校防災・災害対
応指針」によるものです。なお、夜間や休日等の発災、災害の規模によっては、停電や固定電話の不通
等も想定されます。学校では生徒の安全確保を最優先に対応しますが、各ご家庭におかれましても日頃
より地域の防災施設の状況等を確認の上、安全な避難対応等をお願いします。

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