中学生用学校案内
1.基本情報
- 創立 明治31年(1898年)
- 開校記念日 10月1日
- 所在地 〒021-0894 岩手県一関市磐井町9番1号
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- 電話番号 (0191)23-4311 (FAX)(0191)23-6399
- http://www2.iwate-ed.jp/ic1-h/
- 交通機関 JR:一ノ関駅下車 徒歩15分 バス:一関一高前下車 徒歩3分
- 校長 里舘 文彦
- 教職員 78名(全日制55名・定時制11名・事務職員12名)
- 学級数 全日制 普通・理数科(1年)5クラス,普通科(2・3年)10クラス,理数科(2・3年)2クラス 定時制 普通科4クラス
2.設置学科等
課程 | 学科名 | 設置年度 | 令和2年度生徒数 (5月1日現在) | |||
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | |||
全日制 | 普通科 | 明治31年 | - | 194 | 195 | - |
全日制 | 理数科 | 昭和47年 | - | 35 | 41 | - |
全日制 | 普通・理数科 | 平成19年 | 205 | - | - | - |
定時制 | 普通科 | 昭和23年 | 4 | 9 | 4 | 4 |
3.本校のめざす生徒像
(1)人間としての生き方を考え、生涯にわたり真摯に学び続ける意欲を持つ生徒。
(2)豊かな感性を持ち、他者を尊重しながら自己実現を目指すこころを持つ生徒。
(3)自主自立の気概を持ち、進取の気象を発揮して社会に貢献する力を持つ生徒。
<<本校の校風を表す言葉>>
高志
高い志、目標を持つこと
修文練武
学問を修め武術を練ること(文武両道)
温故知新
伝統のなかに新しい価値を発見すること
切磋琢磨
仲間同士互いに励まし合って学問などを磨くこと
不屈不撓
困難があってもくじけないこと
遂げずばやまじ
一度決めたら最後まで成し遂げる意志を持つこと(大槻玄沢の言葉)
4.令和3年度の入学者選抜方法
(1)全日制課程普通・理数科 (募集定員 200名 推薦入学者・附属中学からの進学者を含む )
ア 推薦入学者選抜(令和3年1月27日(水)実施)
(ア)学科名 普通・理数科(くくり募集)
(イ)募集定員 20人 (定員の10%)
(ウ)推薦基準
次の①~④の条件を満たした上で、5の条件のいずれかに該当する者
① 本校の教育を受けるに足る能力・適性を持つ者
② 志願理由が明確かつ適切で、入学後も意欲的な高校生活を送ることが期待される者
③ 人物に優れ基本的生活習慣が確立されている者
④ 中学校3年間の欠席日数が原則10日以下の者。ただし、やむを得ない事情による欠席は除く
⑤ 部活動等において主力として活躍し、顕著な成績を収めた者
ただし、当該部活動での活動を義務づけるものではない。
なお、応募資格Aに該当する。
※ 「主力として活躍し、顕著な成績を収めた者」とは、次のア、イのいずれかの実績を持つ者
ア 中学校体育連盟等が主催する大会において、1~2年次に個人もしくは団体でレギュラー
として出場し、県大会ベスト16以上の成績を収めた者、または、県の選抜チームもしくは
強化指定選手に選出された者。ただし、選考過程で候補選手にとどまった者は除く(全て
の出願書類において、大会名と主催団体名、出場校数または人数、予選の有無等を明記し、
その成績を具体的に説明すること)
イ 中学校文化連盟等が主催する、東北大会以上のコンクール等において、1~2年次に個人
または団体のメンバーとして出場し、優秀な成績を収めた者(全ての出願書類において、
大会名と主催団体名、参加校数、出展作品数、予選の有無等を明記し、その成績を具体的
に説明すること)
【参考】本校にある運動部の紹介
[運動部]陸上競技、水泳、卓球、サッカー、ソフトテニス、ソフトボール、バレーボール、柔道、
軟式野球、剣道、硬式野球、バドミントン、バスケットボール、弓道
[文化部]書道、美術、音楽、吹奏楽研究、文学、カメラ、科学探究、英語研究、競技歌留多、軽音楽、
茶道、囲碁将棋
(エ)検査内容
面接
①一次(個人面接 10分)
②二次(個人面接 10分)
(オ)選抜方法
① 調査書(90点)
「各教科の学習の記録」(1年の9教科の評定合計(45点)と2・3年の9教科の評定合計の2倍
(180点)の合計225点を90点に圧縮)
③ 実績(150点)
志望理由書及び調査書に記載されている実績
③ 面接(60点)
(合計300点)
※合計点をもとに、総合的に判断して選抜する
(カ)一次選考の有無
無
イ 一般入学者選抜(令和3年3月9日実施 追検査3月19日実施)
A | |
---|---|
各選考方法の割合 | 10 |
学力検査と調査書・面接等の割合 | 5:5 |
適性検査、小論文・作文等 | なし |
※A選考のみ
5.全日制課程の紹介
※学科とコースの特徴
生徒のほとんどが大学への進学を志望している実態に対応し、学科やコースの特長を生かす教育課程を編成しています。
【1年次】(普通・理数科)
必履修科目を中心に学習します。
【2年次】
2年次への進級前に、それぞれの進路志望に合わせて、学科選択およびコース選択を行います。
<普通科>
普通科は、進路希望により文系コースと理系コースに分かれます。
文系コース;文系教科にやや重点を置いて学習するコース
理系コース;理系教科にやや重点を置いて学習するコース
<理数科>
将来、理系学部の大学院への進学を考えている人や研究者になりたいと考えている人、あるいは、理系教科
の内容を深めたい人に向いています。
理数科では、数学や理科を深く勉強する学科であることから、数学と理科に比重を置いた授業を編成してい
ます。また、研修旅行、 課題研究、大学教授による出前授業など、普通科にない独自の学習活動を実施して
います。医学部をはじめとする理系学部で深く学びたいと考えている生徒や、将来は研究職に就いて活躍した
いという希望を持つ人に適した学科です。
【3年次】
進路希望により、2年次のコースでさらに深く各教科を学習します。
6.校長から一言
明治31年、岩手県で2校目の中学校(旧制)として開校した本校は、今年度で創立123年目を迎えました。東北有数の歴史と伝統を有し、これまで多くの俊英を世に送り出してきました。
敷地内には、一関にゆかりのある大槻文彦博士にちなむ「遂げずばやまじ」の石碑があり、「高い志」を抱いて本校に集い、「温故知新」によって知を磨き、「不屈不撓」の精神で互いに「切磋琢磨」し合いながら成長しようとする若人を見守り、激励しています。
校訓の一つである「修文練武」のもと、生徒諸君は日々の学習はもちろん、部活動、学校行事、生徒会活動、ボランティア活動、国際交流等に生き生きと熱意を持って取り組み、大学進学実績や、部活動の成績等その成果は近年めざましいものがあります。こうした挑戦の姿勢と不断の努力の積み重ねが、「向上し続ける関高生」として地域の高い評価を不動のものとしています。
平成19年に新校舎が完成、平成21年には岩手県の県立高校では初の附属中学校が開校しました。恵まれた環境の中で高校生と中学生が一体となって体育祭や文化祭、合唱コンクールなどの学校行事や部活動を行うことで、幅広い年齢の者が互いを尊重し、人間性を高め合う教育を進めています。
現代においては、東日本大震災津波からの復興を担うリーダーの養成、また知識基盤社会に対応し生涯にわたり主体的に学び続けようとする意欲とスキルを持った人材の育成が強く求められています。本校の中高一貫教育はそれに応えうる教育課程と教育環境を有し、本校生はこのすばらしい環境に息を吹き込み、自分自身の成長へつなげようと進取の気象を発揮して日々奮闘精進を重ねています。
本校は長きにわたり脈々と受け継がれてきた良き校風と、中高一貫校としての特長をあわせ持った新しい時代の学校として、今後も県民の期待に応える魅力ある高等学校であり続けたいと考えています。また令和元年度にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、科学技術の発展に貢献する人材の育成にも取り組んでいます。
より高い次元で自己実現を目指したいという人はぜひ本校の門を敲いてください。伝統の強みと若さの持つ可能性にあふれた本校を舞台に、志に向かって果敢に挑戦することで自分らしい生き生きとした高校生活を送るとともに、一人ひとりの力を結集して新たな歴史と伝統を築いていきましょう。
7.授業料無償制見直しに関する県教育委員会からのお知らせ
(1)平成26年から県立高校の授業料に高等学校等就学支援金制度が導入されました。
(2)この制度により、一定の所得未満の家庭の高校生は授業料の納付が不要となりました。
(3)一定の所得未満とは、保護者の都道府県民税所得割と市町村民税所得割の合算額が50万7000円未満です。
(4)手続き等については、入学手続き関係書類の送付と併せてお知らせする予定ですが、制度について詳しく
お知りになりたい方は、下記の文部科学省ホームページ「高等学校等就学支援金(新制度)について」をご
覧下さい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm
【参考】県立高校授業料
全日制(月額)9,900円 定時制(月額)2,700円
8.諸経費(参考:令和2年度入学生)
・全日制
項目 | 金額 |
---|---|
入学時諸納金 | 87,100円 |
納付書 | 5,650円 |
教材、副教材、教具等費用(辞書等除く) | 約40,000円 |
授業料 | 9,900円×12回 |
諸会費(PTA会費・生徒会費・教育振興費) | 6,300円×10回 |
教科書代 | 約9,000円 |
制服代(男子)(帽子別) | 43,150円 |
制服代(女子) | 49,860円 |