校長あいさつ

 千厩高校は、明治35年(1902年)に郡立蚕業学校として創立され、以来、時代の変化に応えるべく学科改編、学校の分離統合を経て、平成14年(2002年)、千厩高校と千厩東高校が統合した年に創立100周年を迎えました。さらに平成20年(2008年)に藤沢高校を統合して現在に至ります。本年で創立119年目を迎えることになります。
 校訓「質実剛健」「文武両道」を掲げ、普通科、生産技術科、産業技術科の3科の生徒470余名がそれぞれの学科の特色を生かしながら、教育目標である自主・自律の精神に富み、生涯にわたり学ぶ意欲と国際的視野を持った心身ともに健康でたくましい人間となるよう切磋琢磨しています。
 普通科は、普通教科を中心に学習し、大学・短大・専門学校などへの進学、官公署・警察・消防・自衛隊などの公務員や企業等への就職を目指す人たちに対応する学科です。
 生産技術科は、本校で最も歴史のある学科で、作物・野菜・草花・果樹などの農業の科目を学習する生産科学コースと、調理・被服・保育・福祉の科目を学習する生活科学コースからなります。食衣住に基づいて、生命・自然・ものを大切にする心を大切に学習しています。進路も大学から就職まで多種多様です。
 産業技術科は、昭和61年に全国初の産業技術科として設置されました。工業の科目を学習する学科で、特に機械系、電気・電子系を学びます。統合以前の千厩東高校時代からロボット競技の伝統を引き継ぎ、全国大会では2回の優勝経験があります。資格取得に力を入れ、地域産業の担い手を育成するとともに、大学でさらに専門性を高めるものもいます。
 部活動は、運動部14、文化部8の合計22部あり、生徒たちの明るい声が校舎内外に響きます。特に、ソフトボール部、演劇部、箏曲部は全国大会へ、陸上競技、ボクシング、ソフトテニス、吹奏楽は東北大会へ出場するなど活躍がめざましいです。
 高校は、自ら学ぶことが基本です。自分の興味関心、地域の課題、日本や世界の問題など切り口や切っ掛けは身近にあります。一人ひとりの課題意識と解決に向けた葛藤が生徒自身の大きな成長につながります。私たち教職員は、そんな頑張る生徒を応援します。 

                                                            校長 松場喜美夫