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〒020-0061
岩手県盛岡市北山1丁目10番1号
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Fax:019-624-3164
メール:iwp-m@iwate-ed.jp




 教育方針


学校長挨拶


 岩手県立盛岡視覚支援学校のホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。
 本校は、岩手県で唯一の視覚障がい対象の特別支援学校です。明治44年に私立岩手盲唖学校として創設され、令和3年度に110周年を迎えました。これまでに多くの幼児児童生徒が、地域や関係機関など多くの方々に支えられながら学んできた伝統ある学校です。

 本校には、幼稚部・小学部・中学部・高等部があり、寄宿舎を設置しています。本校高等部には全日制普通科と保健理療科、高等部専攻科には保健理療科と理療科があります。
 全日制保健理療科を卒業すると、「あん摩・マッサージ・指圧師」の国家試験受験資格と高等学校卒業資格が得られます。専攻科は高等学校卒業以上の方を対象とし、保健理療科では「あん摩・マッサージ・指圧師」、理療科ではそれに加えて「はり師」、「きゅう師」の国家試験受験資格が得られます。
 令和6年度は、幼稚部1名、小学部4名、中学部5名、高等部13名、計23名が在籍し、それぞれの目標に向かって、日々一生懸命取り組んでいます。
 また、本校の重要な役割に、視覚障がい教育のセンター校としての活動があります。本校の教育機能や教育設備を活用して、県内全域の幼稚園・保育所、小中学校、高等学校及び地域等からのさまざまな支援要請に応えていきたいと考えています。

 本校創設者の柴内魁三先生の訓え『自分のことは自分でやれ 天を仰いで歩け』という言葉は、障がいがあることを不幸と思うことなく、自分に誇りをもって堂々と人生を歩くことを伝え続け、長く本校の幼児児童生徒を導いてきました。この言葉は、共生社会の実現を目指す現代において、さらに輝きを増しているように思います。
 私たち教職員は、この言葉に込められた思いを大事にしながら、一人一人の教育的ニーズに応じて、それぞれの力を引き出し、可能性を広げられるように、そして社会的自立へ導くことができるよう精一杯取り組んでまいります。
 今後とも、本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 

                          岩手県立盛岡視覚支援学校
                             校長  近藤 健一


校章について 


                  
  • 昭和46年制定
  • デザイン:船越 健次郎 氏
  • 桐花は岩手の県花です。中央の6つの点は点字を表し、たゆまぬ向上を表しています。中央の星は「希望」を表します。

教育目標・学校経営  


  

      建学の精神
     「自分のことは 自分でやれ 天を 仰いで 歩け」

               本校創設者 柴内 魁三先生の訓え

学校経営

1 教育目標(目指す人間像)
(1)能力・特性の伸長を図り、向上心旺盛な人
(2)知性と感性に富み、教養と情操の豊かな人
(3)心身共に健康で、社会性に富む人


2 学校経営の方針
(1)教育目標に掲げる幼児児童生徒を育成し、個々の有する種々の困難を改善・克服して社会自立を目指す教育
   を行う。
(2)理療(あんま・マッサージ・指圧・鍼・灸)分野等での職業自立を中心に、個々の能力・適性に応じた進路
   指導を推進する。
(3)本校の教育機能や教育設備を活用して、幼稚園・小学校・中学校・高等学校における視覚障がい教育や地域
   の視覚障がい者、視覚支援学校(盲学校)卒業生の生涯学習を支援する。

3 学校経営の重点
 (1) 教育指導の充実を図る。
  ・ 特別支援教育の理念及び本校教育目標の趣旨に則り、県民と本校で学ぶ幼児児童生徒の教育課題に応えるた
   め、一人一人が必要な基礎学力と、基本的生活習慣を身につける丁寧な指導・支援に努める。
  ・ 教科指導及び視覚教育の専門性の向上と日々の授業改善、授業力の向上に努める。
  ・ シラバス(講義要目)の作成をとおし、教育内容の一貫性に努める。
  ・ ICT機器の活用により個々の能力の伸長を図る。
 (2) 生徒指導・キャリア教育・共に学び共に育つ教育の充実を図る。
  ・ 幼児児童生徒の心の教育や健康維持・食育指導・安全指導に取り組み、卒業後の豊かで自立した社会生活に
   つながる支援と人権・権利を尊重した教育指導の充実に努める。
  ・ 幼稚部・小学部・中学部・高等部が一貫性のあるキャリア教育に取り組み、「総合生活力」と「人生設計
   力」の育成に努める。
  ・ 進路支援を最重要課題に位置づけ、関係機関と連携し進路指導の充実に努め、希望する進路実現(100%
   達成)を目指す。
  ・ 交流籍を活用した交流及び共同学習を推進すると共に、学校間交流や地域交流の一層の充実を図り、「共に
   学び、共に育つ教育」の推進に努める。
(3)復興教育の推進を図る。
  ・ 将来の岩手を担う人材を育成し、地域で力強く支えあう力を育む教育の充実に努める。
(4) 寄宿舎生活の質の向上を図る。
  ・学校・寄宿舎が一体となり教育を推進することで、「生きる力」を育む学校教育の充実に努める。
  ・寄宿舎教育における基本的生活習慣の確立と社会自立に必要な能力や態度の育成を目指し、舎友会活動やグ
   ループ活動、寄宿舎行事をとおして連帯感や責任感・自立性の育成に努める。
(5)開かれた学校づくりを推進する。
  ・学校の透明性を確立し、開かれた学校として地域や保護者の期待に応え、信頼される学校、学部、学級、寄
   宿舎経営に努め、学校理解・啓発を図る。
  ・視覚障がい教育への理解、啓発のために、学校ホームページの充実に努める。
(6) 視覚障がい教育のセンター的機能の充実を図る。
  ・視覚障がい教育のセンター的機能として、積極的な支援・相談活動の充実に努める。
  ・幼稚園・小学校・中学校・高校・特別支援学校・大学・専門学校等への支援や情報提供、啓発活動の推進に
   努める。
  ・医療・福祉・労働等の関係諸機関と、一層緊密な連携に基づく総合的な支援に努める。
(7) 福祉・労働・教育等の関係機関、団体との連携強化を推進する。
  ・福祉的支援や就労支援、進学支援を充実させるために福祉・労働・教育機関などとの連携に努める。
  ・生涯学習の機会確保や仲間との絆を大事にするために視覚障がい者団体、同窓会などとの連携に努める。
  ・生涯に渡って目などの医療的ケアの支援を充実させるために眼科医、内科医等との連携強化を一層努める。
(8) 現職教育の充実を図る。
  ・毎日の授業を大切にする姿勢を一層拡充させ、授業評価、「わかる授業」の実践を行うとともに、研修・研
   究活動を推進し専門的力量の向上に努める。
  ・視覚障がい教育の専門性向上を目指し、点字指導・歩行訓練等の自立活動等の指導力向上を図るとともに、
   視覚障がい児・者の心に寄り添う教育の推進に努める。
  ・ICT機器等を活用した視覚障がい教育の充実と、専門的力量の向上に努める。
(9) 教育環境の整備を図る。
  ・幼児児童生徒が学びやすい学校環境作りを進め、教職員が専門性のある教育と支援に力を注ぐことができる
   よう、合理的配慮の基に教育環境整備を行う。
  ・学部、分掌、委員会等の業務を横断的な視点で捉えて学校組織の見直しを行い、それぞれが有機的、且つ効
   率的に業務を遂行できる組織への転換を図る。

幼稚部教育目標

  1. じぶんのことをすすんでする子
  2. はなしをよくきき、すすんではなしをする子
  3. なかよくげんきにあそぶ子 
 小学部教育目標  
  1. 進んで学習する子
  2. みんなと力を合わせ、感動する子
  3. 健康で明朗な子
 中学部教育目標  
  1. 積極的に学習する生徒
  2. 広い見方・考え方ができる生徒
  3. 明るく健康で、仲間を大切にする生徒
 高等部教育目標  
  1. 自己を理解し、能力・特性の伸長を図る向上心旺盛な人。
  2. 知性と感性に富み、教養と情操の豊かな人。
  3. 心身ともに健康で活力があり、社会人(職業人)となるための知識、技能、態度、社会性を身に付ける人。

教育課程・在籍数


 教育課程・在籍数  幼・小学部、中学部

 教育課程・在籍数  高等部普通科・理療科 



沿革

平成21年4月1日より岩手県立盲学校から岩手県立盛岡視覚支援学校に改名。
・詳細
 こちらをクリック → エンカク

学校運営協議会


・令和5年度 第1回学校運営協議会記録 テキスト  PDF

・令和5年度 第2回学校運営協議会記録 テキスト  PDF

・令和5年度 第3回学校運営協議会記録 テキスト  PDF

・令和5年度 第4回学校運営協議会記録 テキスト  PDF

    

学校評価


・令和5年度学校評価分析 テキスト   PDF