学校長挨拶 |
岩手県立盛岡視覚支援学校のホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。 本校は、岩手県で唯一の視覚障がい対象の特別支援学校です。明治44年に私立岩手盲唖学校として創設され、令和3年度に110周年を迎えました。これまでに多くの幼児児童生徒が、地域や関係機関など多くの方々に支えられながら学んできた伝統ある学校です。 本校には、幼稚部・小学部・中学部・高等部があり、寄宿舎を設置しています。本校高等部には全日制普通科と保健理療科、高等部専攻科には保健理療科と理療科があります。 全日制保健理療科を卒業すると、「あん摩・マッサージ・指圧師」の国家試験受験資格と高等学校卒業資格が得られます。専攻科は高等学校卒業以上の方を対象とし、保健理療科では「あん摩・マッサージ・指圧師」、理療科ではそれに加えて「はり師」、「きゅう師」の国家試験受験資格が得られます。 令和6年度は、幼稚部1名、小学部4名、中学部5名、高等部13名、計23名が在籍し、それぞれの目標に向かって、日々一生懸命取り組んでいます。 また、本校の重要な役割に、視覚障がい教育のセンター校としての活動があります。本校の教育機能や教育設備を活用して、県内全域の幼稚園・保育所、小中学校、高等学校及び地域等からのさまざまな支援要請に応えていきたいと考えています。 本校創設者の柴内魁三先生の訓え『自分のことは自分でやれ 天を仰いで歩け』という言葉は、障がいがあることを不幸と思うことなく、自分に誇りをもって堂々と人生を歩くことを伝え続け、長く本校の幼児児童生徒を導いてきました。この言葉は、共生社会の実現を目指す現代において、さらに輝きを増しているように思います。 私たち教職員は、この言葉に込められた思いを大事にしながら、一人一人の教育的ニーズに応じて、それぞれの力を引き出し、可能性を広げられるように、そして社会的自立へ導くことができるよう精一杯取り組んでまいります。 今後とも、本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 岩手県立盛岡視覚支援学校 校長 近藤 健一 |
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