岩手県立盛岡北高等学校は、1974(昭和49)年に盛岡地区の5番目の普通科高校として開校し、今年度で創立48年目を迎えました。保護者 の方々、同級生の方々、並びに地域の皆様方に支えられながら、50周年という大きな節目に向かって、日々進化し続けています。
本校は校訓として【師弟和熟】を掲げています。これは1897(明治30)年、旧制第五高等学校(現在の熊本大学)に奉職していた夏目金之助 (漱石)が、第7回開校記念式典の際に、教員総代として述べた祝辞の一節、「夫レ教育ハ建国ノ基礎ニシテ、師弟ノ和熟ハ育英ノ大本タリ」に由来す るものです。これは「先生と生徒が互いに信頼し合って切磋琢磨していくことが教育の基本である。」という意味です。旧制第五高等学校で学ばれた本 校初代校長である新里盈先生が開校式の式辞でこの言葉を引用され、以来この言葉は本校の教育理念として教職員および生徒の心の支えとなり、今日ま で受け継がれています。
盛岡北高等学校の生徒諸君は、この校訓のもと、勉学、学校行事、部活動にと日々充実した高校生活を送っています。今後ともご声援をよろしくお 願いいたします。
岩手県立盛岡北高等学校 |
校 長 小 原 由 紀 |