2011(平成23)年度の記事

3月7日 スポーツトラクタ納入
宮古工業高校同窓会など多くの方々のご支援により,スポーツトラクタが納入されました。3月7日(水)に操作説明会がありました。今後はグランド整備や雪かきで活用していきます。



3月1日 卒業式を挙行
3月1日(木),震災の年の3年生として多くの困難を乗り越え活躍した卒業生85名が,多数の来賓と保護者に見守られ,学舎を巣立ちました。






2月29日 表彰式(卒業式予行)
2月29日(水)に表彰式を行いました。はじめに,日本学校保健会における発表を行った保健委員による発表と,高校生による防災ミーティングに参加した生徒による発表がありました。その後,ジュニアマイスター顕彰制度などの各種表彰を行いました。



1月19日 受験報告会を開催
1月19日(木)2年生のLHRで,3年生による就職試験の受験報告会が行われました。3年生の体験談を2年生が真剣に聞いていました。



1月17日 校舎周辺の放射線量を測定
12月15日(木)と1月17日(火)に学校周辺の放射線量を測定しました。測定結果は,1月17日の時点で,0.06〜0.08[μSv/h]でした。





12月13日 三重県津市の小中学校から絵手紙
三重県教育文化会館を通じ,津市立豊が丘小学校・南が丘中学校の児童・生徒の皆さんから励ましの絵手紙が届きました。1枚1枚に心が込められています。ありがとうございました。



12月12日 東北活性研ユニバーサイエンス2011
12月12日(月),出前講座「東北活性研ユニバーサイエンス」2011が行われました。講師は東北大学大学院環境科学研究科の土屋範芳教授で,「南極:観測隊の活動と白い大陸の成り立ちについて」を講演していただきました。土屋教授は第51次日本南極地域観測隊地学調査隊長を務めた経験から,「南極は裸の地球」と解説されるなど南極の凄さを教えてくれました。



12月8日 小野工業高校から「巨大モザイクアート」
兵庫県立小野工業高等学校から巨大モザイクアートが届きました。同校1年3組の皆さんが,被災した宮古工業高校を元気づけようと作成し,文化祭で展示したものです。縦6m×横5mと巨大ですが何とか校舎に取り付けました。ありがとうございました。



11月12日 ものづくりコンテスト電気工事部門
11月12日(土)黒沢尻工業高校で高校生ものづくりコンテスト県大会電気工事部門が行われ,電気電子科2年の鈴木俊記君と湊彰宏君が出場しました。



11月4日 砺波工業高校から義援金
11月4日(金)富山県立砺波工業高等学校生徒会の皆様が宮古工業高校を訪れ,文化祭の募金活動で集めた義援金を届けて9ただきました。ボールなどの部活動用品や全校生徒で作ったメッセージボード,マスコット人形もいただきました。ありがとうございました。





10月27日 盛岡工業高校によるボランティア支援
10月27日(木)に盛岡工業高校土木科の3年生33名と2年生32名がボランティア活動のために宮古工業高校を訪れました。
はじめに,第二体育館と部室棟の周辺の砂利敷設作業をしていただきました。津波による泥や瓦礫を撤去した箇所で,雨が降るたびぬかるむようになって大変困っていました。
続いて,グランドの側溝の土砂撤去作業をしていただきました。台風15号による大雨で大量の土が流れ込み,側溝として機能していなかった所です。これで安心して学校生活を送れます。ありがとうございました。







10月25日 高校生事業所見学会
10月25日(火)の高校生事業所見学会に2年生13名が参加しました。宮古市内の4つの企業を見学し,市の基幹産業についての知識を深めました。



10月18日・19日 校内体育大会を開催
10月18日(火)〜19日(水)に校内体育大会を開催しました。被災したグランドや体育館も,皆様のご支援で使えるようになりました。全校生徒・職員一同ご支援に感謝しながら精一杯競技に取り組みました。









9月30日 矢板高校から「まごころ人形」
栃木県立矢板高等学校社会福祉科の生徒の皆様から「まごころ人形」と激励メッセージをいただきました。ありがとうございました。



9月25日 陸上競技部の2名が東北大会出場決定
第62回岩手県高等学校新人大会で,陸上競技部の電気電子科2年橋敢太君(前列中央)が5000m競歩で3位,電気電子科1年の五十嵐祐太君(同)が砲丸投で2位となり,東北大会出場を決めました!
右の写真は9月27日(火)に行った壮行式の様子です。



9月8日 津波防災訓練を実施
生徒たちは震災後に新しく整備された津波避難路を通って赤前保育園下の避難場所に避難しました。



8月25日 静岡県の高校生が来校
静岡県内の9つの高等学校から30名の生徒の皆さんが来校しました。
全体会を宮古水産高校校舎で行い,宮古水産高校と宮古工業高校の代表者が震災後の学校生活について話しました。その後,5校の生徒は宮古工業高校校舎に移動し,機械科の津波防災に対するこれまでの取組の説明を受けました。また,宮古工業高校生徒と震災当時のことやこれからできる高校生の地域活動などについて話し合い,交流を深めました。さらに,再度4校の生徒と宮古工業高校で合流し,全員で被災した図書室の整理をしていきました。ありがとうございました。





8月19日 佐賀・北陵高校から激励の千羽鶴
8月19日に佐賀県の北陵高等学校生徒会の皆さんが来校しました。一羽一羽に激励のメッセージが記された千羽鶴をいただきました。また,震災当時のことやその後の学校生活などについて生徒会同士で話し合い交流を深めました。



8月9日 機械科実習棟に実習機材導入
機械工作実習に用いる横フライス盤(上左),旋盤(上右),スケヤシャー(下左),折り曲げ機(下右)が機械科実習棟に導入・整備されました。





8月7日 沖縄県立宮古工業高校から応援メッセージ
沖縄県立宮古工業高等学校の先生と代表生徒(写真右)が,応援メッセージを持って8月7日に来校しました。


8月6日 全国高校野球選手権開会式に参加
阪神甲子園球場で開催された第93回全国高等学校野球選手権大会開会式に,硬式野球部の鈴木春主将が参加し,東北の被災校の生徒と共に「がんばろう日本」の横断幕を掲げて行進しました。




7月27日 兵庫県立舞子高等学校の皆さんが来校
7月27日(水)に兵庫県立舞子高校環境防災科の生徒33名が来校しました。はじめに舞子高校の募金活動で集めた義援金の目録をいただきました。次に,津波模型の実演や宮古の復興について考えるワークショップを行いました。その後,宮古工業高校の校舎に移動し,復旧工事の様子などを見学しました。







7月22日 野球部メッセージ
高校野球選手権岩手大会でベスト16まで勝ち進んだ野球部の3年生と顧問からのメッセージを掲載します。


- 佐々木翔太(部長)「全ての人に感謝。」
- 南舘大地「最後までみんな笑顔で楽しい夏だった。」
- 阿部文芸「最高に楽しかった。」
- 尾形貢「野球をやってよかった。楽しい夏でした。」
- 鈴木春(主将)「全力でプレーする事ができ支援してくださった方へ感謝の気持ちを伝えることができたと思う。そして,最高の夏だった。」
- 宇都宮武(副主将)「ベスト16に行くなんて思いませんでした。2勝できて良かったぁ。でもやっぱりフライは苦手でした。」
- 吉川義人(副主将)「最高の思い出でした。」
- 下田達大「出番は1試合しかなく安打を打てたけど,自分のミスで負けてしまい悔いが残ってしまった。このメンバーで野球をできたことがうれしいです。チームのみんなゴメン。そして,ありがとう。」
- 藤井佑矢「長くて楽しい夏だった。」
- 野球部顧問より「野球部は「諦めない心」で持っている力を全て出し切ったと思っています。これもひとえに,宮古工業高校と高校野球を愛する全ての方々のご声援とご支援があってのことです。本当に感謝致します。ありがとうございました。」
「心」
宮古工業高等学校野球部
もし君が,「負ける」と考えたならば,必ず負ける。
もし君が,「駄目だ」と考えたならば,必ず駄目になる。
もし君が,「俺には,できない」と考えたならば,「君にはできるはずがない。」
もし心の片隅で「失敗する」と思うならば,成功するはずがない。
もし心の片隅で「無理だ」と諦めるならば,成功するはずがない。
世の中を見てみよ。成功している人を見てみよ。
最後まで,「できる」と思い,諦めず努力し続けている人が成功している。
全ては人の心が決める。
人生の戦いは,最も強い者や最も優れた人が成功するとは限らない。
「自分はできる」と願い,努力し続けている人が「成功」する。

7月13日 壮行式(野球・将棋・旋盤)
7月13日(水)に第93回全国高校野球選手権岩手大会(7.14〜)に出場する硬式野球部,第47回全国高等学校将棋選手権大会(8.4〜福島県)に出場する四戸夏美さん(左),高校生ものづくりコンテスト東北大会旋盤部門(7.29〜青森県)に出場する佐々木遼馬君(右)の壮行式を行いました。



7月12日 香川県の小学校からうちわの支援
香川県丸亀市立郡家小学校の皆様から激励メッセージ入りのうちわをいただきました。このうちわで暑さに負けずに頑張ります。ありがとうございました。



7月1日 三島高校書道部から書によるメッセージ
愛知県立三島高等学校書道部の皆様から,書によるメッセージをいただきました。早速,校内に掲示し,毎日励まされています。ありがとうございました。


6月30日 芸術鑑賞会「寺内タケシとブルージーンズ」
6月30日(木)「寺内タケシとブルージーンズ」演奏会が宮古商業高校体育館で行われ,宮古水産高校,宮古商業高校の生徒とともに鑑賞しました。
当初,公演を予定していた市民文化会館が津波で被災したため,芸術鑑賞会の中止を決定したところ,寺内さん側から「宮古に元気を与えたい」と,復興支援の形で公演していただくことになりました。本番は力強いエレキギターの音色と,心に響くメッセージによって大いに励まされる公演になりました。





6月30日 薬師寺僧侶による法話
6月30日(木)薬師寺の山田法胤管主(左)と小林澤應伽藍主事(右)が来校されました。例年,修学旅行で薬師寺を訪れる宮古工業高校の被災状況を知り,昨年12月の修学旅行で生徒に法話をされた小林澤應様のお声がけで実現しました。
法話は,志を持つことの大切さなど,復興の後押しとなるお話しをいただき,さらに全生徒にお守り,家族を亡くした生徒に線香を頂戴しました。




山田法胤管主による書







6月28日 常葉橘中・高校から寄せ書き
静岡県常葉学園橘中・高等学校の皆様から応援メッセージが書かれた寄せ書きをいただきました。
6月8日の同校芸術鑑賞会で公演した寺内タケシさんの「宮古の高校生にメッセージを送ってくれ」という呼びかけに全校生徒が応えたもので,メッセージから温かい気持ちが伝わってきてとても励まされました。ありがとうございました。



6月9日 先輩に聞く会を開催
6月9日(木)に3年生を対象に「先輩に聞く会」を行い,各科を卒業した先輩方を招いて社会人としての心構えなどを学習しました。
お招きしたのは,機械科34回生昆野卓浩氏(写真上左),電気電子科12回生戸塚点氏(同上右),建築設備科14回生前川圭氏(同下)の3名です。




6月8日 前期生徒総会
6月8日(水)に宮古水産高校第二体育館で行い,全校生徒から多くの質問や意見が出され,活気のある総会となりました。



6月8日 講演会「こころとからだのほぐしかた」
6月8日(水)震災に関連して本県に派遣されている学校支援カウンセラーによる講演会をPTA会員を対象に行いました。



6月3日 設備工業科1回生から義援金
元職員で,設備工業科1回生の担任をされた太田勝様と設備工業科1回生の川村和志様が来校し,義援金を届けてくださいました。


5月20日 高校総体総合開会式
5月20日(金)に第63回高校総体開会式が盛岡市で行われ,応援団と1学年が参加しました。遠野高校から激励のエールをいただきました。



5月6日 対面式・部紹介
5月6日(金)に新入生と在校生が初めて顔を合わせる対面式を行いました。その後の部紹介では各部長から活動内容等の紹介がありました。




4月28日 入学式を挙行
震災のため延期になっていた入学式を4月28日(木)に宮古水産高校第1体育館で挙行しました。74名の新入生が宮古工業高校に入学しました。



4月21日 自転車の無償提供18台
岩手県自転車二輪車商業協同組合様の支援物資として,自転車が宮古工業高校に18台,宮古水産高校に14台無償提供されました。震災で被災した生徒の貴重な通学の足として利用します。ありがとうございました。




4月22日掲載 東日本大震災による宮古工業高校の被害
3月11日(金)午後2時46分に発災した東日本大震災津波による宮古工業高校の被災状況についてお伝えします。