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訪問教育部(岩手医大)

○訪問教育部概要

 訪問教育部に在籍するのは、岩手医科大学附属病院に入院中の小学生と中学生です。
 児童生徒は治療を受けながら病院内の学習室またはベッドサイドで学んでいます。授業は医師や看護師など病院関係者、退院後に通う学校などの関係機関と連携し、個々の病状や治療計画に応じて授業を行っています。


 ○学部目標

  • 児童生徒の実態に応じて、基礎的・基本的な学力の定着と向上を図る。
  • 健康回復、改善に努める姿勢や病気や困難に負けず希望をもって明るく生活しようとする心を育てる。
  • 関係諸機関等(保護者、岩手医科大学附属病院、居住地校、県市町村教育委員会、福祉関係機関等)との連携により、一貫性のある支援に努める。
  • 教育環境を整え教育効果の向上を図る。

○教育課程 (以下のリンクへジャンプ)

学校案内 > 教育課程 > 訪問教育部教育課程

○児童・生徒数 (以下のリンクへジャンプ)

学校案内 > 児童・生徒数

○訪問教育部(医大学習室)で学ぶにあたって

 岩手医科大学附属病院に入院中の小、中学生は、医大学習室で学ぶことができます。学ぶ方法は、2つあります。

@学籍異動(転校)をして学ぶ
 教育課程にしたがい、授業を保障します。体調によってはベッドサイドでの授業も行います。

A学籍異動をしないで学ぶ
 職員が対応が可能な日に可能な時間帯に1日あたり2時間を上限として授業を行います。学習室内での自習は1時間まで可能です。本校籍の児童生徒数が多い時期など、職員の態勢によりやむを得ず授業の実施、学習室内での自習を受け入れかねる場合があります。

○訪問教育部の様子

授業の様子1

学習室にはあらかじめ決まった時間割表はありません。毎朝健康観察を行い、授業を行える児童生徒を把握してから日々、個人ごとの時間割を組みます。
教科書は地元校と同じものをそのまま使用します。同学年でも病状や治療の都合により学習進度が異なるので、特別な事情を除き、個別指導を行っています。主治医の指示により、体調によってはベッドサイドで授業を行います。
理科では実験も行います。
 
授業の様子2

本校ALTや県立教育センター研修主事、子ども科学館学芸員、読み聞かせボランティアなどをお招きしての訪問授業も行っています。専門性が高く楽しい授業を児童生徒は楽しみにしています。
 
授業の様子3

NGO主催の「世界一大きな授業」に参加し、そこから発展してペットボトルのふたを回収する活動に取り組みました。病棟の患者さんやスタッフの皆さんも協力して下さいました。


屋上菜園での野菜栽培

医大屋上の一角に学習室用の菜園があり野菜や花を栽培しています。
理科(小学1,2年は生活科)の時間などに観察を行ったり、収穫した野菜を使って調理と試食を楽しんだりします。
 
校外学習

入院中ではありますが、主治医の先生から許可をいただいて、マリオスでの「パイプオルガン鑑賞教室」、盛岡手づくり村での体験学習など、校外学習へも出かけます。スクールバスに乗って病院の外へ出て行う校外学習は児童生徒の大きな楽しみです。


岩手医大オーケストラが主催する
クリスマスコンサートで合同演奏!

毎年12月の第1土曜日に、医大正面玄関で岩手医大オーケストラ団とジョイントコンサートを行います。この日に向けて一所懸命練習します。


小児科お楽しみ会

小児科病棟が企画する「夏祭り」「クリスマス会」「ひな祭り会」などに学習室も参加し、詩の朗読や合奏など普段の学習の成果を発表します。


学校行事(儀式)

始業式や修了式には、児童生徒は本校舎へ移動することができないので、校長・副校長が学習室を訪れます。各病棟師長さんにも出席していただき、励ましの言葉を頂きます。
 
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