校歌

作詞:小田島 孤舟 作曲:下総 皖一

岩手の中心 和賀郡(わがごおり)
大地平らに ひろびろと
西に和賀岳 ゆるぎなく
東に北上 よどみなし

名さえゆかしき 萩(はぎ)の江の
里の燈火(ともしび) うけつぎて
高くかかげし 望楼(ぼうろう)の
窓の光は 新たなり

山と河との 大観を
一つに集(あつ)む 望楼の
高きをよじて学びなむ
我等は若き学徒なり

日毎(ひごと)きたえて撓(たわ)まざる
鉄より堅く逞(たくま)しき
黒工高の大精神
桜の花と匂ひなむ


第一応援歌

作詞:加賀谷 昭五

火花を散らす 灼熱の
鉄より強き 意思持ちて
黒工健児 こゝに在り
見よ逞(たくま)しき 闘魂を

今黎明(れいめい)の 鐘高く
よもにこだます 朝ぼらけ
千磨(せんま)の赤子(せきし) 満々(まんまん)と
竿頭(かんとう)一歩 黒工へ
月桂冠(げっけいかん)は輝かん
月桂冠は 輝かん


第二応援歌

作詞 加賀谷 昭五

岩手は和賀の この里に
その名も高き 黒工の
栄(はえ)ある歴史 築かんと
高き理想の 旗かざし
共に進まん 健男児
共に進まん 健男児

栄(は)えある伝統 受けつぎて
集(つど)える若人(わこうど) 今こゝに
切磋琢磨(せっさたくま)の 徳を練り
理想は熱き 血と燃えて
いざや励まん 健男児
いざや励まん 健男児

いざ諸共(もろとも)に 打建(うちた)てん
永久(とわ)の栄(さかえ)の 黒工の
健児の団結 固くして
我等の理想の 実現の
凱歌(がいか)は常に 我にあり
凱歌は常に 我にあり


第三応援歌

作詞選曲:菊池 欣一

北上の 流れる岸の
花咲き香る 陣ヶ丘(しんがおか)に
いざ集(つど)いなん 我等が友よ
高き理想の 鐘をならし

展望開けし 学びの庭に
永久(とわ)に流れり 北上の水
いざ窮(きわ)めなん 真理の道を
若き熱と 力をもちて

清(せい)と濁(だく)とを あわせて流る
北上河原(かわら)に 星影(ほしかげ)清(きよ)し
いざ進みなん 新生の道
きずなは固き 黒工健児


第四応援歌

作詞:片方 栄治  作曲:佐藤 忠三

燃ゆる我等の 若き血が
黒工健児の 意気示す
今ぞ母校の 旗のもと
勝利の女神 我にあり
黒工 黒工 おゝ黒工

希望の光り 輝きて
黒工健児の 意気示す
あゝ団結の その力
ほゝえむ時ぞ 今こゝに
黒工 黒工 おゝ黒工

紺碧(こんぺき)の空 いや高く
とどけ健児の この声を
集いて来たる 力こそ
黒工健児の 意気示す
黒工 黒工 おゝ黒工


第五応援歌

作詞 佐藤 晴信

乾坤一擲

陽光燦と 輝きて
嚆矢は高く 放たれり
見よ 闘魂の黒工男児
雄叫び四海の 天を衝く

彼に秘中の 業あるも
我に試練の 闘志あり
立て 熱血の不撓の健児
乾坤一擲 覇をかけん

血潮は赤く 燃えたぎり
赤胴の火玉 敵を裂く
行け 攻防のきずなは固し
我が手に高く 覇旗を得ん


第六応援歌

作詞:菊池 欣一  作曲:佐藤 忠三

黎明(れいめい)の大気振う響き
そは何か 何ぞ
そは 新生命の胎動(たいどう)
立て 立て 立て
誇り高き男児

灼熱の太陽揚(あが)る意気ぞ
そは何か 何ぞ
そは 同胞(はらから)の鬨(とき)の声
打て 打て 打て
筋骨の男児

茜(あかね)の夕空燃ゆる魂
そは何か 何ぞ
そは 愛と正義のシンボル
見よ 見よ 見よ
我が黒工の雄姿(ゆうし)