岩手県立岩泉高等学校

学校生活

KIZUKIプロジェクト

本校が取り組んでいる探究学習「KIZUKIプロジェクト」のページです。

KIZUKIプロジェクトとは

生徒の主体性を育むために、教員が「ファシリテーター」となりながら、教育や社会、広く世界が抱える課題を深く学ぶ(=探究する)総合学習の一環です。

1学年はグループで地域課題を解決するために探究、2学年は企業の課題解決を目的とした探究、3学年は自分の進路を土台とした探究活動を行いキャリア形成に繋げていきます。

教員が一方的に教えたり、主導したりするのではなく、生徒が自らの力で課題を発見し、その解決のためのプロセスを編み出していきます。

KIZUKIプロジェクトはまだまだ発展途上ではありますが、生徒は自分のできる最大限の力を発揮しながら、社会の課題や自分自身の課題の解決に向けて頑張っています。

しかし、この頑張りは生徒の努力だけではありません。本校の教育活動に御支援いただいている多くの方々、地域・保護者の方々の御協力と御理解があってこそ頑張りを継続することができると実感しています。この場を借りて感謝申し上げます。

このプロジェクトをさらに磨き上げるためには、「岩泉高生が地域にできることは何か?」を真剣に考えることが重要です。直接的に高校生ができることは限られてくるかもしれません。だからこそ、いま何ができるのかをまず考えてみることが大切なのではないでしょうか。

生徒が育った岩泉というフィールドを、豊かな資源をもたらしてくれる「地の拠点」として機能させるだけでなく、「知の拠点」としての価値を引き上げることも、これからの岩泉町を発展させていく上で欠かせないことだと感じます。龍泉洞やジオパークの地質・地学的価値などは、まだまだ全国に発信していけるはずです。 まだ気づかれていない岩泉の良さや社会の可能性を高校生が主体的に発見する。そんな学びを、今後のKIZUKIプロジェクトで実践できればと考えています。今後とも、よろしくお願いいたします。