校長挨拶
岩手県立福岡高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、20世紀の始まりの1901(明治34)年に岩手県で3校目の旧制中学校として発足し、創立125年目を迎えた県内屈指の伝統校です。また、岩手県北のセンタースクールとしての役割を担っている拠点校でもあります。
校是「文武両道・質実剛健」と、教育目標「知・徳・体の調和のとれた人間の育成」のもと、これまで政治・経済・教育・科学・文化・芸術など、様々な分野において優れた人材を輩出してきました。九戸政実、相馬大作、田中舘愛橘などの郷土が生んだ先人の姿勢を受け継ぎ、本校で学んだ生徒は、社会に貢献する人としての人格を備えてきました。
学習、部活動、生徒会行事、地域貢献活動への真摯な取り組みをとおして、校是の求める「どんな困難な状況に直面しても、身につけた知性・教養と気力・体力を発揮し、自分を偽ったり飾ったりすることなく誠実に、力強く立ち向かっていく人間」になるべく努力と経験を生徒は積み重ねております。
高大官民連携による人材育成事業「地方創生カシオペア講座」も9年目を迎えました。グローバルな視点で地域課題を解決する探究活動では、地域課題はもとより、日本、そして世界が直面する諸課題の解決に向けて、自分たちができることは何かを真剣に考える姿勢が確実に育まれ、自ら課題解決に向けて生徒は積極的に取り組んでおります。
本校は、今後も学校教育及び地域との連携・協働をとおして、様々な分野で活躍する人材を育成するための教育活動に努めてまいります。また、生徒のキャリア観を育成し、個々の進路希望を確実に実現できる学校として地域の信頼に応えられるように取り組んでまいります。
保護者、同窓生そして地域の皆さまにおかれましては、これまでと同様に「地域の信頼に応える福岡高校」へのご支援とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
校長 佐々木 伸良