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あいさつ


部会長挨拶
岩手県高等学校教育研究会特別支援教育部会長
(岩手県立宮古恵風支援学校)藤原 淳一

 岩手県高等学校教育研究会特別支援教育部会のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。

 岩手県高等学校教育研究会特別支援教育部会は、昭和40年に「特殊教育部会」として発足し、59年に渡る歴史の中で岩手の特別支援教育を推進して参りました。

部会名の変更にも示されるように、この59年間には、平成19年の学校教育法一部改正により特殊教育から特別支援教育への転換がなされ、「特別支援教育の推進について(通知)」に基づき、特別支援教育はその理念を、障がいのある児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、そのもてる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものとして推進されています。

中央教育審議会は、令和3年1月に、「令和の日本型学校教育の構築を目指して」という答申を公表し、これからの日本の教育の在り方を示しました。「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげるという「授業観・学習観の転換」を目指す答申です。また、令和4年12月には、「「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について」という答申を公表し、子どもたちの学び(授業観・学習観)とともに教師自身の学び(研修観)を転換し、「新たな教師の学びの姿の実現」が必要であること、そして、令和3年答申の「子どもたちの学び」と令和4年答申の「教師の学び」は軌を一にするものということを示しました。

私たちには、特別支援教育に携わる者として、こうした考え方を踏まえながら、研究・研修活動を通して、自己の専門性の向上を図り、その具現化に努めていくことが求められていますし、改めて、私たちが「学び続けること」の大切さを認識するとともに、本部会が推進する研究・研修活動はその大きな役割を果たすものであると考えております。

おわりになりますが、本部会の事務局については、今年度から岩手県立宮古恵風支援学校が担当させていただきます。各校からの御支援・御協力をお願いいたしますとともに、校内研究の情報共有や講演会等を通じ、会員相互の交流を図っていければと考えております。
  どうぞよろしくお願いいたします。


                                  (2024年6月)


バナースペース






































令和6年度事務局 
 岩手県立宮古恵風支援学校 

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