地域コーディネーター
- 教育魅力化コーディネーターについて
- 教育魅力化コーディネーターの役割
今日の教育現場においては、地域に開かれた教育課程実現に向けたカリキュラムづくりなど、勉強だけに縛られない学びの創出への試みがなされています。その中で町全体が学びの場となり、学び続ける人づくりを目指しています。実際に学校現場に入って、生徒と地域社会を接続することによって主体的かつ自己探究的な学びの機会を提供し、個々にあった伴走活動を行いながら、先生のニーズと生徒の状態を把握して新しい何かを生み出すきっかけを作る役割を担うのが教育魅力化コーディネーターです。
- SS探究(ゼミ活動)支援
コーディネーターは毎週木曜日に実施される「総合的な探究の時間(SS探究)」で生徒の探究支援・地域資源の紹介などを行っています。活動の様子は当ホームページ内 SSHページもしくはFacebookページをご覧ください。
県立釜石高校Facebookページ
https://www.facebook.com/Kamaishissh/
- Kamaishiコンパス
2015年より高校生が自分の意志で将来や進路を切り開くきっかけをつくるため、地域内外の大人を社会人講師として招聘し、キャリア教育プログラム提供をしています。民間企業人材、復興支援員、行政職員からなる事務局の運営に加え、各学年の特徴や生徒のニーズに合わせたプログラムとなるよう先生方と協議を重ねています。Kamaishiコンパスについては、以下をご覧ください。
https://kamaishicompass.com/- 774プロジェクト
SSHの探究活動や、釜石コンパス事業、高校生のプロジェクト伴走活動など、多様なセクターで取り組みが行われ、それを通じて釜石の高校生の興味関心や活動の可能性が広がってきました。その中で、学校や行政、地域団体が連携し、今までの取り組みの効果をより高め、高校生の探究や活動を応援することができる場の必要性が高まってきました。釜石高校敷地内のセミナーハウスを活用することで、高校生と地域の大人がより日常的に関わることのできる場づくりをしています。多様な地域コミュニティとのつながりを創出し、高校生の探究や主体的な活動を通した学びを拡大するために、具体的には以下のような活動を行っています。
★774(名無し)プロジェクト 事業計画書
★774(名無し)プロジェクト 活動イメージ図
★774プロジェクト通信(2023.05号) 2023.05.18
- コーディネーター紹介
- 岡田 稜平(おかだ りょうへい)
a)名前:岡田 稜平、生年月日:1997年10月15日、出身:栃木県
b)所属:総合政策課 オープンシティ推進室
c)自己紹介
高校時代からプログラミングに興味を持ち、岩手県立大学で情報工学を学びました。大学では学業に加えて、高校生に受験相談や大学案内を行う大学広報団体に所属していたり、子どもたちに運動をする楽しさを伝えたり、自分より若い世代に、自分が好きだと思うことの魅力を伝え続けていました。
プログラミングを通したものづくりが好きだったので、そのまま東京のIT企業でエンジニアとして勤めました。しかし教育に携わりたいと考えている中、このコーディネーターという働き方があると知り、2月から着任しております。岩手の良さを、他県で育った目線で伝えるだけでなく、地域の人に高校生の魅力を伝え続けていきます!- 山岡 星児(やまおか せいじ)
a.名前:山岡 星児、生年月日:1992年2月2、出身:東京都
b.所属:総合政策課 オープンシティ推進室
c.自己紹介
祖母が釜石出身であるため、釜石にはボランティアや旅行で何度か訪れたことがありました。東京出身の私にとってに、釜石はとても小さな町で、海と山に挟まれた自然豊かな街、製鉄やラグビーという独特な歴史を持つ街というイメージでした。でもその頃は自分が釜石に住むことになるとは思いもしませんでした。
東京では塾講師として、通信制の高校生や不登校引きこもり経験者、またはリスキリング中の社会人など多様な方々をサポートしてきました。この経験によって、どんな人でも学び直せる場所が必要であると強く感じ、学校という場所をもっと地域に開かれた場所にしたいと考えるようになりました。そんな中、釜石コンパスをはじめ、オープンシティを目指す釜石市や釜石高校の活動を知り、もともと釜石には縁があったこともあり、コーディネーターに応募しました。学校は本来多様な人々が集まってセレンディピティ(偶然の出会い)が生まれる場所だと思います。コーディネーターとして、生徒たちにこの社会の課題や魅力、そしてこの世界の面白さを紹介していきたいと思います!- 教育魅力化コーディネーターSNS
- 日々の活動や学校の様子について情報発信をしています。
活動の詳細は以下をご確認ください。facebook - SS探究(ゼミ活動)支援