校訓・基本精神・校章・校歌
校訓
開拓者精神
基本精神
- 自勝(自分の欲望にかつ)
- 自彊(自分を励まして努力する)
- 自立(自分の力でやっていく)
- 自尊(自分にプライドを持つ)
校章
昭和22年、岩手県下を御巡幸された天皇陛下が国分謙吉知事に対し、紫草(ムラサキ)の皇居への移植を依頼なされた。万葉の古歌にうたわれる武蔵野の紫草が絶滅して、いにしえの武蔵野のおもかげを留めていないのを残念に思われた陛下が、岩手の山野に今なお紫草が野生していることをお聞きになり、これを吹上御苑内の野草園に移植しようとお考えになられたのである。
国分知事から依頼を受けた本校初代校長小山真一郎は本校生物研究班生徒ともに研究を重ね、野生の紫草の移植栽培に成功した。昭和24年8月1日、小山校長と生物研究班生徒2名が国分知事とともに上京し、鉢に移植した紫草を献上、御苑内生物研究所の一隅に移植した。同年10月12日、再び陛下のお召しによって宮中に参内した小山校長と生物研究班生徒は、さらに持参した紫草を陛下と共に御苑内に移植し、ご陪食の栄誉に浴した。
現在の校章は、これを記念して船越健次郎氏に依頼し、紫草の葉と花を図案化したものである。
岩手県立平舘高等学校 校歌
作詞:菊池 知勇、作曲:菊池 ユキ
1
ほのぼの明くる
岩手山
はるかにかすむ
裾野原
若き吾等の
ゆたかなる
夢をやどして
ここに建つ
ああ平舘
ああ平舘高校
2
みどりいやます
岩手山
むらさき薫る
裾野原
若き吾等の
研き合ふ
知恵の光と
ここに建つ
ああ平舘
ああ平舘高校
3
もみじ燃え立つ
岩手山
しぐれ過ぎゆく
裾野原
若き吾等の
まごころの
色に匂ひて
ここに建つ
ああ平舘
ああ平舘高校
4
深雪かがやく
岩手山
木枯らしすさぶ
裾野原
若き吾等の
わき上がる
力にみちて
ここに建つ
ああ平舘
ああ平舘高校