本校は、総合的な専門高校として平成20年度に開校し、本年度で学校創立17年目を迎えます。
本校は平成20年度に、大船渡農業高等学校、大船渡工業高等学校を母体とし、高田高等学校商業科、広田水産高等学校家庭科を統合し、4校の歴史を引き継ぎ、総合的な専門高校として開校しました。現在は、農芸科学科、機械電気科、情報処理科、食物文化科の4学科を有し、本年度で創立18年目を迎えました。
校訓として、礼儀と節度の心をもって行動できる人間を育む「礼節」、人をうやまい、友情を大切にする心を育む「敬愛」、基礎・基本の定着を図り、進取の気性に富み、創造性豊かな人間を育む「創造」の3つを建学の精神として掲げております。
農業・工業・商業・家庭の幅広い分野におけるスクール・ポリシーは、「専門教育と人間教育を通じて、地域の産業を支える人材を育成します。」「生涯にわたって学習する意欲と態度を育てます。」「部活動、ボランティア活動、地域交流活動等を通して豊かな人間性を育みます。」の3つをグラデュエーション・ポリシーとし、実践的な体験活動を通して知識や技能を身につけ、学科の枠を越えた学習を連携させ、専門的な深い学びにつながる教育活動を展開いたします。
魅力ある学校づくりを推進するにあたり、学校と家庭、地域が、それぞれの役割を果たしながら、相互に協力し、連携を密にしていくことが重要であると考えます。地域産業との共創を軸として、専門教育と人間教育を実践し、生徒一人ひとりが自分の良さに気づき自らを成長させ、地域や時代を支える、明るく爽やかで、心豊かな人間を育成する学校をめざし、本校の生徒であることに自信と誇りを持ち、地域に求められ、地域で活躍する人材として成長することを願っております。
校長 今野 晋