2学年普通科探求 2022.07.19
令和4年7月19日(火)6・7校時@志學館
本日は奥州市総務企画部都市プロモーション課から大越克芳さんと髙橋史恵さん、一般社団法人いわて圏から佐藤柊平さんと高橋郷さんをお招きして、夏休み中のフィールドワーク先を検討する会を催しました。
生徒達はこれまで、自分の興味関心を出発点に、実現したい社会の理想像を考えたり、それを実現するために高校生の自分に何ができるかを考えたりしてきました。この、社会の理想像を実現するために高校生の立場で具体的に何らかの行動を起こすことを、ここでは「アクション」と呼びます。夏休み中には、自分達が設定したテーマに詳しい大人の元を訪問し、アクションプランに助言をもらうというフィールドワークを企画しています。夏休み目前の本日、理想を実現する第一歩として、夏季フィールドワークを計画しました。
4名のゲストの皆さんには、ご自身の所属やバックグラウンドに応じて、生徒達にフィールドワーク先の候補について的確な助言をいただきました。
ゲストや先生達の力添えがありながらも、ほんの2時間では計画がなかなか煮詰まりませんでした。このままでは夏休み中にフィールドワークを実施しても、アクションプランの詰めの甘さを指摘されるだけで、収穫もなく帰ってくることになるかもしれません。しかしながら、探究の授業では「まずやってみる」「失敗から学ぶ」「改善してまた挑戦する」といったサイクルを通じて、一歩ずつ成長することを大切にしています。最初の一歩を踏み出そうとしている生徒達の目には、何かが宿っているようです。これまでたくさんの高校生の探究活動に携わってきたいわて圏の佐藤柊平さんも、「水高生はどこの高校生よりもみんな前のめりに取り組んでくれている」とおっしゃっていました。とても誇らしく思います。ぜひ、夏休み中に成長のきっかけを一人ひとりが掴んできてくれたらと思います。