岩手県立盛岡工業高等学校


 明治31年に開校した本校は、明治・大正・昭和・平成・令和と各時代に渡る幾多の変遷を経て、今年で創立124年を迎える全国でも屈指の歴史と伝統を誇る工業高校です。
 これまで全日制、定時制を合わせ、2万7千余名もの優れた人財を輩出し、国内外で高い評価を得ており、本県高校工業教育のセンタースクールとして輝かしい実績を積み重ね、全国にもその名を轟かせています。また、部活動においても2度の全国制覇を誇るラグビー部を始め、他の運動部・文化部においても全国での活躍を見せており、正に文武両道を実践する学校として、地域のみならず全県の期待を集めています。
 校訓である「質実剛健」とは、「中身が充実していて飾り気がなく、心身ともに強くたくましい様子」を表し、誠実に勉学に励み、確かな技術を身につけようとする盛工生にとって誠に相応しい教えといえます。
 教育方針は、「真理と正義を愛し、自主的精神と知性に満ち、工業に関する基礎的な知識・技能・態度に習熟した将来有為な技術者の養成を期する。」としており、その実現のために、「科学性と創造性の陶冶」、「勤労精神と責任感の高揚」、「敬愛と互助精神の涵養」という、三つの態度を生徒に求めています。また、盛工生が獲得したい力、挑戦する力(Challenge)、創造する力(Create)、変化する力(Change)を、3つの‘C’と称し示しています。
 本校での学びの中において、科学的な能力や創造力を含めたあらゆる能力をさらに発達・成長せることであり、社会人として、職業人として生きていく上で大切な勤労精神と責任感を身につけさせ、相手を敬い、互いに支え合い・助け合うことの出来るように、精神的な心の成長、つまりは「ものづくり教育」をとおして、「人間力」を身につけることにあります。今後も、ものづくり教育の原点を追求し輝かしい歴史を刻み続け、これからの明るい未来の創造に大きく寄与できますよう、新たな時代に向けた教育活動を真摯に実践して参りたいと思います。今後もコロナ禍において、様々な行事、教育活動が制限を受け不自由な状態ではありますが、こんな逆境の中にあっても盛工生は、自己の目標に向かってたくましく学校生活を送っています。

第36代校長