【令和6年度(令和7年3月31日現在)進路決定状況】
本校における令和6年度の卒業生の進路は、就職者と進学者の比率がほぼ均等ながらもやや進学志向が高い状況にありました。
就職希望者の多くは県内の企業に就職しており、業種は農業分野に限らず、製造業、サービス業など多岐にわたっています。県外への就職は少数であり、県内志向が年々強まっている傾向が見られます。主な就職先は民間企業ですが、毎年10名程度の生徒が地方・国家公務員や自衛官などとしても採用されています。特に林業公務員への就職は東北随一を誇り、林野庁職員の新採用者の20%が盛農出身という実績を残しています。
また、インターンシップや地域でのボランティア活動を通じて、就労体験を積極的に行っていることが、生徒の社会性や実践力を育み、高い就職内定率の確保に大きく寄与しています。
一方、進学については、大学・短期大学・専修学校・各種専門学校のほかに、農業大学校や本校専攻科への進学も見られます。令和6年度には、国公立大学・短期大学に9名の合格者を輩出し、生徒たちの着実な学びと努力が実を結びました。
進学者の多くが、普通教科での学力に加えて、専門教科での実習や課題研究、農業クラブ・生徒会活動・部活動への主体的な取り組みを評価され、特に推薦入試で高い成果を上げています。
また、専修・各種学校への進学では、本校で培った学びをもとに、調理、福祉、医療、コンピュータ、動物、理美容など、多種多様な分野へと進学する生徒が見られます。
進路状況 【PDF形式】