スーパーグローバルハイスクール

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SG課題研究U

12月4日(水)6, 7校時 

クラス別中間発表会


 本日は、自分達が探究してきた課題解決のための秋季アクションの成果を発表する、クラス別中間発表会を実施しました。発表の時期が例年よりも前倒しになっているのは、認定NPO法人カタリバが主催するマイプロジェクト・アウォード岩手県サミットのエントリー時期と合わせるためです。今年度多大な支援をいただいているカタリバさんの恩に報いられるよう、主体性や自己発見に富んだ発表が多数生まれることが期待されます。
 生徒達が今回発表した内容は、以下の通りです。
 a) 自分の選んだ北極星
 b) 夏季アクション概要(課題の発見)
 c) 具体的な課題と解決方法
 d) 秋季アクション概要(課題の解決)
 e) 考察
 f) 結論と今後の展望
 カタリバさんと協力して、今回ルーブリックも大幅に見直しました。探究の内容や深度といった成果にばかり目を向けると、自ずと探究活動を相対的に評価してしまいがちです。しかしながら、高校生が探究活動に携わる本当の意味は、将来直面するであろう複雑難解なグローバル課題にも臆せずに立ち向かう素地を培うこと。従って、生徒一人ひとりが探究活動を通じて得られた自分だけの学び、成長、変容を、絶対評価できるようにすることが重要となります。新しいルーブリックも添付したので、ご覧ください。
 発表毎に、その新しいルーブリックに基づきピア評価を行いました。その結果は、本校情報科の力を借りて、学校独自のポータルサイトに入力します。
 今回、最高得点を獲得した班が、クラス代表の権利を得て来週のクラス代表中間発表会に臨みます。
 これまで数多くの高校生の探究に携わってきたカタリバの渡邉洸さんと鈴木胡美さんから、次のようなコメントをいただきました。
 「これだけ多くのプロジェクト(全部で105班)がこれだけの質で行えたのは、大きな成果だ。想定していた以上に、生徒達は主体的に探究活動に取り組み、積極的にアクションしていた。自分のやりたいことを課題に選んで、その選んだ課題に真摯に向き合ってくれていた。」
 各クラスで熱いプレゼンテーション合戦が多数繰り広げられ、0.12点という僅差で代表から漏れてしまった班もあります。全体平均値は10点満点で7.57点。クラス代表に選ばれたのは、以下の6つの班です。( )内は得点です。
 2-1古舘 (8.55)、2-2野中、花石、吉田 (9.45)、2-3石川、鈴木、杉村 (9.31)、2-4鎌田、菊池、佐藤、斉藤 (8.58)、2-5鈴木、金村 (8.85)、2-6大津 (8.54)。いずれも代表班はさすがの内容でしたが、その他にも素晴らしい探究がたくさんありました。全体的に、冬季アクションでの深まりが期待されます。

新ルーブリック
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