4月17日(水) SGUガイダンス | |
平成31年度のSG課題研究IIが始まりました。本日は普通科の生徒全員が白堊ホールに集まり、一括でガイダンスが行われました。 SG課題研究IIでは、6つの大きなグローバル・テーマに則り、興味関心がある下位テーマについて、個人ないしは最大4人の班で課題研究を進めます。昨年度は盛岡市の協力を得て地域課題に取り組みましたが、その活動を通じて学んだ探究のイロハ、アクションのイロハを最大限活用し、自分で課題を設定して、その解決に向けて自分達なりに主体的・実践的に行動していくことが目標です。 SGHとして設定している6つの大きなグローバル・テーマは以下の通りです。 (i) 21世紀型地方都市の探究 (ii) ローカルな魅力を活かしたグローバル観光モデルの探究 (iii) "Made in Iwate" ブランドの確立へ向けた探究 (iv) グローバルスタンダード教育モデルの探究 (v) グローバルな知の拠点の創造へ向けた探究 (vi) 世界を支える地域医療の探究 過去4年間の反省を活かし、今年度は生徒一人ひとりが主体的に課題研究に取り組む環境を整備すること、そしてキャリア・デザインとの効果的な連動を意識して実施していきます。 本日はキャリア・デザインと探究課題との有機性を高めるべく、将来自分が学びたいと思っている学問領域から、潜在的な自分の興味関心を見つけだそうというワークショップを行いました。 最後に、GW中に取り組む宿題についてアナウンスをしました。論文検索サイト "CiNii Articles" にアクセスし、関心のある論文を2つ見つけ、それらについてまとめる。また、コンピューター室で先輩達が昨年度末に作成したポートフォリオをいくつか読む、という2点です。 先輩達の中には、昨年度自分達の研究を最後まで全うできずに無念、できれば後輩が引き継いでくれないかなぁ、という思いを抱えている子達もいました。そうしたレガシーが詰まったポートフォリオに触れることで、先輩はこんなことをやったんだなぁとSG課題研究IIの活動のイメージを膨らませてもらい、自分達自身がやりたいことを探す一助にしてほしい、という狙いです。 次回は大正大学教授の浦崎先生をお呼びして、地域課題に取り組む意義や高校生が行ったアクションの先進事例についてお話しいただきます。年度始めはこのようにたくさんインプットを施し、生徒が本当に取り組みたい課題を探す土壌を充実させていきたいと考えています。 |