- 校長挨拶
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校長 青木 裕信
本校は、大正3年に釜石町立釜石女子職業補習学校として創立され、昭和24年に釜石高校となりました。昭和38年に釜石南高校と釜石北高校に分かれましたが、平成20年に統合し、新生「釜石高校」として新たなスタートを切りました。「文礼一如(ぶんれいいちにょ)」を教育理念とし、生徒たちは「鋼鐵の意志(はがねのこころ)」で困難に立ち向かい、たゆまぬ努力を重ねながら、人間的に大きく成長することと、進路目標達成を目指して日々精進しています。今年で創立109年目を迎え、地域の皆様に支えられながら、これまで3万人を超える有為な人材を輩出しています。
平成24年度に、文部科学省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)第1期(5年間)、さらには平成29年度に第2期(5年間)の指定を受け、先進的な理数教育を実践して参りました。昨年度、新たに第3期の指定を受け、「地域に新しい価値を生み出す、国際的な視野を持った『STEEL(STEAM+Education+Entrepreneurship+Local)』人材育成」を目指し、卒業生・地域・研究機関と協働した活動を行っています。定時制においては平成30年度から本格的に体験学習を実施し、地域と連携した学びに取り組んでいます。
平成28年3月には、第88回選抜高等学校野球大会で2度目の甲子園出場を果たし、初勝利を上げるとともに、応援団賞優秀賞を受賞し歓喜に包まれたのは記憶に新しいところです。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、従来とは違う学校生活を余儀なくされて3年目の昨年度も生徒たちは活躍してくれました。全日制では空手道部が、定時制ではバドミントン部が全国大会出場を果たしています。また、定時制2年生の生徒が岩手県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会で最優秀賞である知事賞を受賞、全国大会に出場し第7位相当の読売新聞社賞を受賞するなど、その活躍は枚挙にいとまがありません。生徒たちは文武両道を心がけ、切磋琢磨しながら成長しています。
東日本大震災津波から12年が経過しました。多くの皆様から温かいご支援とご声援をいただき、三陸鉄道が開通し、ラグビーワールドカップ開催、三陸縦貫道が全線開通するなど復興は着実に進んでいます。本校はこれからも質の高い教育活動を展開し、地域の期待に応え、広く社会に貢献できる人材を育成するため、教職員一同力を合わせて努めてまいります。今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
- 沿革
- 校章
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校章は、本校南西に聳える五葉山に自生する石楠花を形取りその花の周囲を太平洋の怒濤で表したものである。石楠花は東北の雪深い高山に、あらゆる悪条件を克服して清らかに、はつらつとして開花する。その雄々しさと美しさは、いかなる世の荒波にもめげず発展を続ける本校にふさわしいものである。そして特に、
一、素朴純情
一、堅忍不抜
一、公明雄大
を象徴させるものである。
この校章は、平成20年度、釜石南高校と釜石北高校の統合にあたり、両校が一体となり生徒の成長を育む学舎となることを願い制定した。
- 校歌
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★校歌(合唱バージョン:音楽データ)mp3版
★校歌(楽譜・歌詞)PDF版
★校歌(応援歌バーション:音楽データ)mp3版
★第一応援歌(音楽データ)mp3版
★第二応援歌(音楽データ)mp3版
★第三応援歌(音楽データ)mp3版
★凱歌(音楽データ)mp3版
★送援歌(音楽データ)mp3版
★逍遥歌(音楽データmp3版・楽譜PDF版・歌詞PDF版)
- 教育理念 文礼一如
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100年の歴史を刻み、世に雄飛した三万有余の卒業生はかけがえのない存在となっている。
更に未来永劫にわたり、有意な人材が太古から滔々と大海に注ぐ甲子川の流れのごとく、輩出してゆくであろう。
「文」と「礼」は、本校校歌の神髄を表すもので、深く学問し礼節を備えた人格の形成こそが本校の教育理念である。
- 本校の特徴」
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生徒一人一人が「鋼鉄の意志」を持ち、たゆまぬ努力を重ねながら自らの高き進路目標に向け邁進している。
礼節を重んじ「沿岸の雄」として、誇りと自信を持って文武両道に励んでいる。
- 学校経営計画
- 本校の学習
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普通科
各生徒の適性と希望を重視し、個々の進路目標に対応する学科。標準的なカリキュラムを通し、2年次から文系と理系もしくは理数科を選択する。
理数科
特に理系に興味を持ち、理学部・薬学部をはじめとする理系学部への進学を目指す生徒のための学科。1年次には、普通科・理数科同一カリキュラムで学習し、2年進級時に本人の適性と進路により理数科に分かれる。県内4つの高校にのみ設置。理科及び数学において重点を置いて学習し、実験学習・課題研究等を通じ、科学的思考力を高める。その他理数科独自の見学・実習や研修も充実している。
- いじめ防止基本方針
- 部活動に係る活動方針
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- 行事予定
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- 特色化・魅力化ビジョン
- 働き方改革アクションプラン
- 再発防止「岩手モデル」に係る「宣言」