本校概要

本校は、幼稚部から高等部までの聴覚に障がいがある子どもたちが学ぶ学校です。また、0歳の乳幼児から、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校に通う聴覚に障がいのあるお子さんへの相談や支援も随時行っています。
学校は、盛岡市の乙部の丘の上にあり、広い敷地には多くの樹木が植えられ、春の桜に始まり季節ごとの草花が目を楽しませてくれます。
近くの乙部保育園、都南東小学校、乙部中学校との交流及び共同学習や小体連、中体連、高体連、高文連に加盟し、同じ世代の幼児、児童、生徒と触れあい高め合う中で、子どもたちは伸び伸びと成長しています。また、寄宿舎があり遠隔地からの入学も受け入れています。
卒業生は、専門学校や大学への進学、県内外への就職など、さまざまな分野で活躍しています。本校や県立の支援学校の教員になり、子どもたちの目標となっている卒業生もいます。

教育目標

豊かな感性と思考力、しなやかな心と体、思いやりを育み、
自らを知り高め 未来を切り拓く人間を育成する。

校章について

本校は、明治44年の私立岩手盲唖学校の設立から、岩手県立盲唖学校−岩手県立聾学校−岩手県立盛岡聾学校−岩手県立盛岡聴覚支援学校と校名が変わって今日に至っています。
現在の校章はその歴史を尊重して昭和51年5月7日校舎新築移転を契機に制定したものです。
全体として三角形の組み合わせにより未来に向かってたくましく成長する力強さを表し、三つの大弁は幼・小学部、中学部、高等部の連携、小弁は本校の校訓である「明るく 強く 正しく」を意味しています。