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TEL. 019-688-4211

〒020-0605 岩手県滝沢市砂込1463
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 学校紹介・校長メッセージ


【校長メッセージ】
                  岩手県立盛岡農業高等学校
                  校 長  菊 池 郁 聡

盛岡農業高校ホームページを御覧いただきありがとうございます。

 本校は明治12年(1879年)、地域産業振興に貢献する人材育成を期待され、獣医学校として開学し、その後幾多の変遷を経て、昭和41年(1966年)に現在地の滝沢市に移転しております(詳しくは沿革をご覧ください)。今年度創立145周年を迎える岩手県内で最も歴史のある高校です。本校で学んだ諸先輩は、農業や産業界での御活躍のみならず文化やスポーツの分野においても、それぞれの道を切り開き、素晴らしい活躍とともに大きな存在感を示しております。また、本県の農業関係高校の中心的な役割を担い、農業や産業の発展に貢献する人材育成に努めています。

 本校では、生命を育む喜びを実感できる様々な特色ある教育活動が展開されています。そして、さらに善き学校へと進化するために、時代に即した学校生活の改善、魅力の情報発信、希望進路の実現等に取り組んでまいります。進化する伝統校の学びの中で、自然と向き合い命を育む大切さを体感し、「農に学び、夢を耕し、未来をひらく」生徒として、大きく成長できるよう願っております。

 本校の部活動は、令和5年度のインターハイや国民スポーツ大会、全国選抜大会に自転車競技、弓道、陸上競技、相撲、スキー、スケート部が出場・入賞し、文化部も県内大会で入賞するなど、生徒の活躍は頼もしいものがあります。また、学校農業クラブ活動では、「農の学び」の成果を研究活動や技術競技等で発揮し、これまで数多くの全国最優秀及び東北最優秀の栄誉に輝いてきました。日々の学校生活においても、多くの生徒が楽しく充実した高校生活を送っております。

 さて、令和6年度は「第75回日本学校農業クラブ全国大会令和6年度岩手大会」が開催される年です。令和2年度から準備を進めてきましたが、いよいよ開催年を迎えました。岩手県での開催は昭和56年以来、43年ぶりとのことです。本校はその事務局校として、東北地区の関係高校と協力するとともに、県内のまとめ役として大会を運営していくことになります。また、本校は大会式典と家畜審査競技の運営も担当します。「岩手の大会、良かったね」と感じてもらえるような大会になるよう準備を進めてまいります。

 今後も東京ドーム15個分(約70ha)の広大な敷地をステージにして、特色ある5学科における教育が展開され、興味関心を持って意欲的に学ぶとともに、変容する社会に適応し、社会を創造するための「生きる力」を身に付け、地域に貢献できる人材の育成に努めてまいります。

 引き続き一層の御支援・御協力をよろしくお願い申し上げます。


学校経営計画はこちらから
年間指導計画(シラバス)
はこちらから

                       

学校Profile

  • 県内一歴史の古い学校:明治12年(1879)創立、岩手県で一番歴史のある高校です。
  • 県内一広大なキャンパス:東京ドームの約15倍、約70haもの広大なキャンパスがあります。
  • 全国有数の恵まれた環境:岩手山、姫神山をのぞむ雄大な自然。そして国、県の研究機関や大学短大などが集中し、生徒にとって恵まれた環境が整っています。
  • 文部科学省指定(農業経営者育成高等学校):本校の教育力が評価され、昭和39年4月全国の農業高校の中からわずか5校だけ初指定を受けた中の一校です。
  • 農業の最先端を学ぶ教育環境:その分野のプロフェッショナルを育てる5学科があり、最先端の教育を受けられる体制を整えています。

校訓




「質実剛健」





「自治協同」


校是

「勧農晨起」

校章の由来

 本校の校章は、百余年の歳月の間に種々の変遷を経て今日に至っているが、現在の校章は、昭和24年、新制高校の“総合化”に際し、校名が『柏高等学校』と改称された時に制定されたものである。
 この校章の葉の図案については、「桑の葉」「松柏科の葉」「かしわの葉」等々の諸説があって確固たる証拠は不明であるが、本校百余年の歩みを考えたとき、「かしわの葉」であるとするのが最もふさわしいと思われる。
 「かしわ」は高冷地、痩悪地などの不毛の地にもよく育ち、緑化してゆくたくましい樹木であり、「かしわ」の葉が、次年度の新芽を生ずるまで旧葉を残している姿は、日本農業と共に歩み。幾多の困難にも負けずに、厳しい岩手の風土に立ち向かう「勧農精神」を先輩から後輩へと引き継いできた「盛農百年」の姿を如実に示していると感じられるし、応援歌に謳われる「立てし柏の応援旗」という一節も、戦前から「かしわ」を本校のシンボルと考えてきていた事実とも合致すると考えられる。
 昭和27年4月、『盛岡農業高等学校』と改称されたが校章はそのまま引き継がれている。


校歌  作詞作曲不詳


 一、巍然聳ゆる岩手嶺の 高きを己が理想とし
   滔々流るる北神の  清きを己が心とし
  
  二、氷雪鎖す厳寒の 朔風骨をつん裂くも
    吾等八百健男児 などかためらう者やある

     三、練りたる技量を試さんに 世界に荒蕪の地域あり
       鍛えし手腕を伸ばさんに 宇内に未開の領土あり


沿革

明治12年8月12日
南岩手郡藪川村外山牧場内に獣医学舎創設
明治21年4月
岩手県農事講習所創設
明治32年4月
岩手県農事講習所と獣医学校と合併して岩手県農学校と改称
明治34年1月
養蚕科を新設
明治34年6月
岩手県立農学校と改称
大正12年4月
岩手県立盛岡農学校と改称
昭和4年4月10日
本宮村大字向中野西門に川久保校舎落成移転(創立50周年)
昭和11年4月
獣医学科の募集停止、畜産科、園芸科を新設
昭和23年4月
学制改革により岩手県立盛岡農業高等学校と改称、林業科を新設
昭和24年4月1日
総合高等学校となり普通科を新設、岩手県立柏高等学校と改称、現校章制定
昭和27年4月1日
岩手県立盛岡農業高等学校と改称
昭和33年10月
盛岡市新庄字中津川に学校演習林を設置
昭和39年4月
全日制課程養蚕科を農芸化学科に転換
昭和39年4月
自営者養成農業高等学校拡充整備校の指定を受ける
昭和40年4月
全日制課程生活科を新設、普通科生徒募集停止
昭和40年5月
寄宿舎竣工
昭和41年1月
第21回国民体育大会冬季大会スケート競技会のため常陸宮殿下同妃殿下御来校
昭和41年4月11日
現在地に新校舎竣工移転
昭和46年4月1日 
農業特別専攻科を設置
昭和61年4月1日
生活科1学級減、生物工学科を新設
平成元年4月1日
生活科を生活科学科に転換
平成6年10月8日
秋篠宮殿下御来校(岩手地鶏「白笹」見学)
平成8年8月28日
皇太子殿下同妃殿下御来校
平成8年8月28日 
新校舎竣工
平成10年3月31日
生活科学科実験棟竣工・側溝改修、水田井戸設置
平成10年4月1日
文部省教科書研究指定校
平成11年3月26日
農芸科学科・林業科・農業科実験棟竣工
平成11年10月21日
日本学校農業クラブ全国大会にて文部大臣奨励賞受賞
平成12年3月30日
農業実習センター、農業機械実習棟、作業機格納棟改築工事完成
平成12年11月2日
岩手県教育表彰事績顕著校受賞
平成13年2月19日
増田岩手県知事来校「生徒との懇談会」
平成13年10月25日
日本学校農業クラブ全国(千葉)大会にて農林水産大臣賞受賞
平成14年3月11日
作物実習棟改築工事完成
平成14年3月27日
特別専攻科棟改修
平成14年3月31日
全日制課程農業科、園芸科、畜産科、生活科学科、林業科、農芸科学科の募集停止
平成14年4月1日
全日制課程生産科学科、農業活用科、生活福祉科、森林科学科、食品科学科の新設
平成14年10月31日
日本学校農業クラブ全国(京都)大会にて農林水産大臣賞受賞
平成15年10月9日
日本学校農業クラブ全国(秋田)大会にて文部科学大臣奨励賞受賞
平成16年3月31日
全日制課程農業科、園芸科、畜産科、生活科学科、林業科、農芸科学科廃止
平成16年6月2日
寄宿舎改築竣工
平成16年12月14日
堆肥舎完成
平成17年3月28日
盛農山岳部創部70周年記念海外遠征(キナバル山)
平成17年10月26日
日本学校農業クラブ全国大会(岐阜)にて文部科学大臣賞受賞
平成19年1月20日
第1回全国高校生パンコンテスト(静岡)第1位
平成20年4月
動物科学科、植物科学科、食品科学科、人間科学科、環境科学科に改編
平成21年7月31日  
全国高等学校総合文化祭(三重大会)写真 奨励賞
平成21年10月31日 
創立130周年記念式典挙行、柏葉会館改修工事、ランニングチップロード完成
平成22年2月7日
第4回全国高校生パンコンテスト(静岡)第1位
平成22年3月31日 
全日制課程生産科学科、農業活用科、生活福祉科、生物工学科、森林科学科廃止
平成22年10月7日
第61回日本学校農業クラブ全国(北海道)大会にて農林水産大臣賞受賞
平成22年10月25日
時事通信社第26回「教育奨励賞」優秀賞並びに文部科学大臣賞奨励賞受賞
平成25年1月29日
相撲場竣工
平成28年8月24日
第三校舎改築竣工


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