スーパーグローバルハイスクール

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11月12日(日)
 ※午後のNBA観戦でビデオカメラの持ち込みが厳しく制限されているため、この日は画像がありません。
 土日はPMCのカフェテリアがお休みなので、この日の朝もBoxed Mealです。Boxed Mealが続くと、大味なカフェテリアの味も恋しくなってきます。日曜日の街が動き始める時間に合わせ、やや遅めの9時半に寮を出発します。土日はPMCのシャトルバスが午後からなので、今日も地下鉄の駅まで歩いて向かいます。
 Park St.で下車し、ボストンコモン、州議事堂、Old City Hallなどを見学しながらファニュエルホールに向かっていきます。天気に恵まれた日曜日なので、たくさんの市民が公園で時を過ごしています。大都市の中心部にもかかわらず、公演の木々にはリスがいます。森よりも木の実が少ない環境ですが、人間がピーナッツを与えるので食料には困らないようです。
 ファニュエルホールの前で解散し、昼食を含む約2時間半の自由時間です。日用品から土産物まであらゆる店が揃うマーケットなので、みんな目当てのものを入手できそうです。生徒の間では、ボストンクラブの赤いぬいぐるみが人気で、勝手にジョニーと命名しています。確かに手頃なサイズで手触りが心地よく、お土産にはぴったりです。木刀を売っている土産物屋もありました。形状は日本刀ではなく西洋のものです。観光地で木刀を買いたくなる心理は洋の東西を問わないようです。
 13:45に集合して、午後はNBAの観戦です。試合は15時半から始まりますが、開場はその1時間前です。セキュリティチェックやショップ見学もあるので、開場時間に合わせて移動します。セキュリティチェックは厳重で、金属探知機を通過し鞄の中身なでチェックされます。ボストンマラソンの悲劇以来、特にバックパックが厳禁とされ持ち込むことすらできません。携帯電話類や小型カメラは撮影機能があってもOKですが、動画を撮影できるビデオ用カメラとなると通過できないかもしれません。日本のコインロッカーや手荷物預かり所はないので、NGということになれば捨てるか帰るかしかありません。仕方がないので、この日は寮にカメラを置いて行動しました。
 売店で買ったセルティックスグッズに身を固め、生徒たちは緑一色になっています。相手のラプターズはトロントのチームなので、試合前の国歌斉唱はカナダ国歌とアメリカ国歌の両方が歌われます。試合前の時間や試合中のハーフタイムには、様々なイベントが挿入され観客を飽きさせない工夫がなされています。タイムアウトの2分間ですら、何かが催されます。日本のスポーツに比べるとチケットは高価ですが、これだけ楽しませてくれるならばまた来ようと思うはずです。
 試合は僅差での攻防が続き、最後の数秒まで気の抜けない好ゲームとなりました。最後は1点差を守り切り、地元セルティックスが勝利を収めました。生徒たちは大興奮です。アメリカのショウ文化、スポーツ文化を実感できる時間になりました。
 19時過ぎに帰寮した後は、しっかりと翌日の予習を行いました。疲れてもやるべきことはやる。このあたりはさすが一高生ですね。
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