校長あいさつ
本校は、昭和8年開校の釜石町立釜石商業学校及び昭和14年開校の釜石市立釜石工業学校を前身とし、平成21年に釜石工業高等学校と釜石商業高等学校が統合され、岩手県立釜石商工高等学校となりました。これまで幾多の有為な人材を県内外に輩出しており、本年度で創立16年目を迎えました。
「創造」「挑戦」「自律」の校訓のもと教育の復興を最優先とし、機械科、電気電子科、総合情報科の3学科を設置する総合的な専門高校として社会や地域から期待される人材の育成、「商工ブランド」の確立をめざし、また、創立時の「地域の子どもは地域で育て、知識基盤社会に生きる人材を」という理念に基づき、日々大きく変化し続ける時代を生き抜くために、「生徒一人ひとりの能力と個性を伸ばし働く大切さを育む学校」をめざしております。
教育目標は、「人格を尊重し陶冶することによって心身ともに健全な自己実現をめざし、社会の有意な形成者として、その発展に寄与する心豊かでたくましい人間を育成する。」としており、生徒は、「復興を支える社会人になりたい」という思いを胸に、基礎的学習や実践的体験を通して「工匠の技」「商魂の才」の確かな専門性を身につけ、自信と誇りをもって自らの可能性に挑戦しています。
学習、部活動、学校行事等を通して、生徒の皆さんの笑顔と真剣な表情を引き出し、挑戦と感動体験を積み重ね、入学した皆さんが本校に入学してよかったと心から思える学校としてあり続けたいと願っています。
今後も、生徒、保護者の皆様、地域の皆様とともに教職員一同が協働して地域とともに魅力ある学校づくりに取り組んで参ります。
校 長 今 野 晋