今後の研修につきましては、ほとんどの参加者から「次年度も統計処理の研修を継続してほしい」という希望が出されました。「今回は難しかったがもっと勉強したい」「とても有意義な研修だったので、また参加したい」「他の方にも参加を勧めたい」という声も寄せられています。
また、研修会では岩手県立大学の学生さん方にも助手として参加いただきました。統計処理の際、パソコン操作に戸惑う場面もありましたが、そのたびに学生さん方から親切に教えていただき、安心して研修を受けることができました。
井上 都之先生、そして学生の皆様、ご指導いただきありがとうございました。
■開催日 : 平成24年7月28日(土) 9月1日(土)
■講 師 : 岩手県立大学看護学部基礎看護講座 講師 井上 都之 先生
■会 場 : 岩手県立大学
■参加数 : 7月28日 42名 9月1日 38名
参加者一人ひとり、会場である岩手県立大学に設置されているパソコンを使い、実際に操作しながら「実践に活か
せる統計処理の基礎」について学びました。その様子をお伝えします。
【主な研修内容について】
1 講義・・・統計処理の基本(度数分布、クロス集計、相関係数、検定)
2 演習・・・統計処理(データの集計と分析:ピポットテーブル・グラフ化・データ分析 等)
【参加者の感想から】
○ とても難しい分野でしたが、統計の入り口に少し立ったような気がしました。難しい検定もパソコンでできるこ
とやピポットテーブルでの集計、さっそく活用していきたいと思います。
○ 統計用語そのものが難しく理解に苦しみましたが、必要な知識だと思いますので、参加して研修できたことは
よかったです。職務に活かせるデータ処理の仕方をしていきたいと思います。
○ 理論についてはやはり難しく、よくわからないままでしまいましたが、語句の意味を耳にすることだけでも、こ
れから調べることへの足がかりとなり、大変有意義でした。
○ 20数年ぶりの統計の勉強で、かつ日頃使用しているエクセルで充分活用できることがわかりました。自分で
使えるには程遠いですが、学ぶきっかけになりました。ありがとうございました。
第5回実践研究に関する研修会の報告