岩手県学校保健会護教諭部会長挨拶  
   会長 上舘 睦子  
    皆様には、日頃より本会の活動にたいして、深いご理解とご支援・ご協力をいただき、ありがとうございます。
 昨年度の総会においてご承認いただき、令和という新しい時代とともにスタートした新体制も、今年6月15日の定期代議員総会書面議決承認を経て、2年目を迎えることができました。
 新年度の本会事業を運営するにあたり、皆様からご厚情とご尽力いただき、役員一同深く感謝申しあげます。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症による影響などの状況に鑑み、岩手県養護教諭研究大会等の事業を中止せざるを得ないと判断いたしました。刻一刻と変化する状況下で、感染症対策をはじめ、熱中症対策や心のケアなど養護教諭の役割がますます拡大し、求められる能力も多様化しています。加えて県内のほとんどの学校が、1学期の行事や健康診断を2学期に延期する等、様々な面で養護 教諭への負担が増えていると容易に想像することができます。
 これから先もまだまだ感染の不安もありますが、できるだけ外部との関わりを少なくし、地道に学校保健活動を推進していくことが最優先事項だと考えております。
 新型コロナウイルスに対する恐怖は拭えませんが、学校医や教職員からの理解と協力を得ながら、今後の保健活動を進めていきましょう。
 健康は教育を支えるものです。そのための学校保健活動を担っているのは紛れもなく養護教諭なのです。どうか一人で悩まず、抱えず、苦しむことのないよう、無理はなさらず、くれぐれもご自愛くださいますよう、お願い申し上げます。
 最後になりましたが、今後とも岩手県養護教諭部会へのご支援・ご理解につきましてもお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。

              令和2年6月29日
               岩手県学校保健会養護教諭部会会長 上舘 睦子