岩手県立山田高等学校は平成２８年に創立９０周年を迎え、１００周年へのスタートを切りました。

「やまだ」で、「やまだ」の方々と、「やまだ」を学ぶ

　本校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
　本校は1926年（大正15）年の山田町立実科高等女学校の開校を始まりとし、沿岸部に位置する普通科高校として、これまで数多くの優れた人材を輩出して参りました。今年で創立98年となります。「身体を鍛え、勉学に勤しみ、真理を究め、叡智を磨き、豊かな心を養え」を校訓とし、知・徳・体の調和をはかり、誠実、自主、創造の気概に満ちた生徒の育成を目指しています。
　そして、本校は山田町との連携に重点的に取り組んでおります。令和３年２月に山田町と連携協定を締結し、地域に根ざした学校づくりをしています。平成30年度からスタートした総合的な探究の時間である『ふるさと探究』の取り組みは、総仕上げとして行った高校生議会での提言が、山田町の政策として実現しているものが多くあり、山田町に貢献する学校としての存在と期待は大きくなっております。
　また、令和５年度卒業生の進路状況については、進学・就職とも決定率１００％を堅持しました。進学については、岩手県立大、盛岡大、岩手保健医療大、岩手県立大宮古短大、岩手リハビリテーション学院等となっています。また、就職についても、管内の三陸鉄道、富士工業等、さらに県内外の優良企業への就職をしています。
　さらに、令和５年度の部活動では、インターハイ出場４０回超の伝統あるボート部が活躍しました。岩手県高校総体において、男女そろっての総合優勝（３０年ぶりの快挙）、男女シングルスカル・男女ダブルスカルがインターハイに出場しました。さらに、岩手県高等学校新人大会では、女子総合優勝、男子総合準優勝となっており、今年度のさらなる活躍が期待されます。
　最後に、旧校舎時代から受け継がれる「さいかち魂」(山高の団結力を表現しています）を合い言葉に、生徒・職員がともに諸活動に励み、地域の支援を受けながら、地域の学校としての役割を果たして参ります。