1 教育目標
学校創立61年目を迎えた「さわやか三高」は、生徒、保護者、地域のさらなる期待に応えるために、その使命として、時代と社会の未来を切り拓く「瞳輝くリーダーを育てる」学校であること、そして、生徒個々の目標を実現できる「夢を叶える学校」であることを目指していく。
【育てたい生徒像】 - 自主・創造・友愛 -
@これからの時代のリーダーとなる、自主性に富んだ人間 A進取の意欲と高い志を持ち、社会の未来を創造する人間 B誠意と信頼で豊かな関係を築き合う、友愛に満ちた人間
2 目指す学校像
(1)「随処為主」の精神に則り、主体的に生きる人間を育成する学校
様々な教育活動を通じて、生徒が自主的、主体的に行動するような学校づくりを進めるとともに、生徒の進路希望が継続的に達成できる学校であり続けるために、組織的で機動的な学校経営計画の実践を図っていく。
(2)「鴻鵠之志」の精神に則り、高い志を掲げる人間を育成する学校
将来に向けた高い目標を掲げ、仲間と切磋琢磨しながら、努力を惜しまない生徒の育成を図っていく。
(3)「文武不岐」を礎に、知性と逞しさを備え、行動に移す人間を育成する学校
文武両道を手段として「いいわけなしで自分を磨く」日常を送らせるとともに、一日の生活の中で「集中と転換」を意識させ、「知・徳・体」のバランスのとれた生徒の育成を図っていく。
(4)自らを律し、他者を尊敬できる、さわやかな人間を育成する学校
さわやかな挨拶や礼儀作法等の基本的マナーをはじめ、将来、社会人として必要な基礎・基本を身につけるとともに、他者に対する敬意に満ち、仲間と協力し合える豊かな心の育成を図っていく。
(5)コミュニケーション能力をもった、「開かれた人間」を育成する学校
主体的な思考力・判断力・表現力・コミュニケーション能力を重視した指導の下で、「自ら考え、自ら学び、自ら発信する」とともに、「他者から学び、広い認識を持てる」生徒の育成を図っていく。
3 令和5年度の取り組み方針
ア.「授業で勝負する」学習指導の充実
(ア)言語活動を重視し、ICTを効果的に活用した参加型授業を展開し、「主体的・対話的で深い学び」の実現を図る。 (イ)互見授業や参加型授業通信の作成、年2回の授業評価などを実施し、教職員・生徒がともに学び合うことにより、授業改善や信頼関係の構築につなげる。
(ウ)SRH 事業の取組の中で、STEAM
教育等の教科横断的な学習を推進しながら、高い理想の実現に挑戦する志と科学的探究力、発展的対話力、論理的思考力を育成し、問題を自ら発見し、それを解決する実践力を身につけさせる。
イ.豊かな心と健やかな体を育む教育の推進
(ア)命を大切にし、将来にわたって心身ともに健全な健康観を持った生徒の育成を図る。 (イ)授業や課外活動、学校行事など学校生活全般を通して、適切な倫理観や他者を思いやる道徳観を身につけさせる。 (ウ)生徒の自主性や個性を尊重し、生徒と教師との日常的なコミュニケーションにより生徒の変容を的確に捉えて支援を行う。
ウ.キャリア教育の充実と生徒の希望進路の実現
(ア)生徒及び保護者が納得する進路選択ができるように、個に応じたきめ細かな指導を実践し、生徒一人ひとりの自己実現への支援を図る。 (イ)キャリア教育の一環として、社会から情報を収集する力と社会へ情報を発信する力を身につけさせる。 (ウ)社会の変化と要請に応じた進路指導を、中長期的展望を持って組織的・戦略的に行う。
エ.地域とともにある魅力ある学校づくりの推進
(ア)学校評価結果を教職員全員で共有し、保護者や地域に公表するとともに、学校運営協議会と連携を図り、よりよい教育活動につなげる。 (イ)年間行事予定を見据えながらホームページやnoteの充実を図り、様々な教育活動のタイムリーな広報に努める。 (ウ)「いわての復興教育」を学校経営計画に位置づけ、東日本大震災からの復興に係る教育活動を実施する。
オ.学校いじめ対策委員会の取組を中核としたいじめの防止 ○早期発見と解消に向けた適切な対処
(ア)学校いじめ防止基本方針 の 見直しを図り、より 迅速な情報共有に基づく組織的対応を行う。
(イ)平素から積極的に生徒の情報交換を行うとともに、 日常的な観察、面談、アンケート等により、早期発見と積極的な認知を推進する。 (ウ)教職員全員の共通理解の下、保護者の協力を得るとともに関係機関・専門機関と連携して対応に当たる。
4 令和5年度の重点目標
重点目標 |
達成指標 |
ア.「授業で勝負する」学習指導の充実 |
・授業評価の全平均【3.5以上(4点満点)】 |
イ.豊かな心と健やかな体を育む教育の推進 |
・教育に関するアンケートで、子供は明るく学校生活を楽しんでいると答えた保護者の割合【80%以上】 |
ウ.キャリア教育の充実と生徒の希望進路の実現 |
・教育に関するアンケートで、本校に入学後、社会や人間のありかたについて考えるようになったと答えた生徒の割合【80%以上】 |
エ.地域とともにある魅力ある学校づくりの推進 |
・教育に関するアンケートで、学校生活の様子を保護者や地域に積極的に発信していると答えた保護者の割合【60%以上】 |
オ.学校いじめ対策委員会の取組を中核としたいじめの防止 |
・教育に関するアンケートで、本校に入学後、友人関係がよくなったと答えた生徒の割合【75%以上】 |
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