小学部段階から文字を1字ずつ認識させて、組み合わせによって意味を理解したり、伝えたりできるように学習を積み重ねています。
1字ずつの理解が難しい場合、文字や単語を記号やマークととらえさせ、コミュニケーションの道具として使えるよう学習していきます。
なかなか覚えられないからといって長年にわたり50音の練習をすることはあまり意味のないことです。
学校だけでなく家庭生活や社会生活で生かせるよう、より具体化した課題の作成が重要です。学年が上がるにつれ「どんな時に」「どんな場所で」「何のために」使うのかを明確にした課題の積み上げが必要になってきます。
文字と絵カードのマッチング | アルファベットのマッチング | |
絵カードを先に貼り文字カードを入れていく。次の段階として文字カードを先に貼り絵カードを入れる。 | モデルを見てマグネットのアルファベットを並べていく。 | |
カードの仕分け | 文字のなぞり | |
カードにある情報を見てであいうえお順や種類別に分けて封筒にパックする。 | 文字が書けたら願いが叶う要求カードとなる。 |
平成16年6月25日 教務部・情報部作成
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