障害の重い児童生徒の主体的な活動を促すためには、様々な機器の活用が必要になります。
表情に乏しく、発語のない子どもや体に力を入れづらい子どもにとって、自分から何かをしようとする行動を引き出すことが難しい事が多くあります。
そんなときに、子どもの持っている能力を補助する形で、電子機器を利用した教材を作成し、自分が何かしたことで、何かが起こる(何かを起こせる)という因果関係をわからせることで、主体的な活動に結びつくよう工夫しています。
今日の天気は? | 動くよ!メリーゴーランド | |
「今日の天気はどっちかな?」と呼びかけ、どちらかを 選択させ、ケースを押し、当たるとチャイムが鳴る。 CDケースと市販の部品を組み合わせて作成 |
スイッチ部分を握ると、メリーゴーランドが光りながら 回転する。上肢の可動域が小さく、握力の弱い子ども でも、自分で操作することができる。メリーゴーランド 部分は、市販品。 |
平成15年11月18日 研究部&情報部 作成
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