岩手県立盛岡視覚支援学校
令和8年度 第1回学校運営協議会議事録
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1 日時 令和8年5月1日(金)9:35~12:00
・校舎内見学・授業参観(9:35~10:20) ・協議会(10:30~12:00)
2 会場 岩手県立盛岡視覚支援学校 視聴覚室
3 出席者
A委員(自治会関係者)
B委員(企業関係者)
C委員(障がい者団体関係者)
D委員(福祉関係者)
E委員(行政関係者)
F委員(福祉関係者)
G委員(就労支援関係者)
H委員(保護者)
I委員(同窓会代表)
校長
事務局 担当副校長
オブザーバー 本校職員9名
4 内容
(1)開会
(2)校長挨拶・辞令交付
本校の学校運営協議会は令和5年度から開始し、本年度で4年目を迎えること、引き続き委員を務める方、新たに委員に就任した方それぞれに対し協力への謝意を表した。
4月8日に入学式を実施し、幼稚部1名、高等部普通科2名、高等部専攻科1名、計4名が入学したこと、今年度は幼児児童生徒20名で教育活動を開始していることが報告された。
年度開始から約3週間が経過し、各学部・学級において、個々の実態に応じた計画的な学習が進められている状況であると説明した。
また、昨年度は学校運営協議会を4回開催し、学校運営に関する多くの意見を得たことに触れ、本年度は本校の役割や課題を一層明確にし、具体的で持続可能な取り組みを検討していきたいと述べた。
本日の協議を通して、経営計画の確認や学校運営協議会の在り方について、忌憚のない意見を求めた。
(3)委員及び出席者の紹介
(4)学校運営協議会制度及び学校概要について(事務局から)
(5)会長・副会長の選出
会長A委員、副会長B委員が承認された。
(6)協議
ア)令和8年度学校経営方針について
校長から説明および提案がなされた。委員からは特段の質問や意見はなく、学校経営方針が出席委員全員の拍手により承認された。
イ)学校運営協議会の取組について
事務局から説明提案があり、特段の質問や意見はなく、本年度の学校運営協議会の方向性について共通理解を図った。
ウ)その他
特に協議事項はなかった。
(7)委員の皆様から
A委員
・学校運営協議会として、学校運営の現状や、幼児児童生徒の抱える課題について、皆さんと情報共有を図りながら、課題解決に向けて何ができるかということを少しでも考えていくことが必要かと考えている。
北山自治会としてできることを知恵を出し合いながら、北山地区が視覚支援学校の学びや活動のフィールドとなれるよう取り組んでいきたいと考えている。
・自治会の会員の中から、児童生徒の人数も減ってきており将来的に視覚支援学校はどうなるのだろうという話も出ている。そのような点も情報を共有していきたい。
・授業等を見学し、児童生徒数が少ない部分を先生方が元気出してやるのが一番だと思ったので、職員の健康管理についても留意いただきたい。
B委員
・学校概要の説明の中で様々な見え方の紹介をしていただきとても勉強になった。
もっと様々な見え方、見えにくさがあるようなので、そのようなことも知る機会があるとより理解が進むと感じた。
昨年度同様、生徒の話を聞く機会があればすごく良いと思う。
C委員
・授業や校舎内をじっくり見て回り、見ているつもりだったが実は見ていなかったと感じる部分も多く、改めて見直す良い機会になった。
D委員
・現在、当たり前のことなのだが障がいをもった方が自己選択をして自己決定をしていくことが私たちの支援の中で求められている。
・障がいのある方々はその自己選択をするだけの様々な情報をもって暮らして来られたのか、十分な情報がない中で、決定を本人がある面迫られ、そうしないと前に進んでいくのが難しいというようになってきたのではないかと感じている。
・自分で考えて、自分の生活を決定するというのは当たり前のことだが、それが今までできてこなかった。ではそれをするために、何を私たちはしていけばいいのかということをしっかり考える必要を感じている。
・簡単に決めなさいとか、今何したいのとか、今日何したいのだけではなく、本当に生活していける力をつけていくこと、今一人一人に何が必要なのかをきちんと見定めて教育していくことが、学校経営方針で示されており素晴らしいと思った。
・まず生徒の声をたくさん聞いて、そこからどのように地域と結びついていったら良いかということを考えていきたい。また、私たちもできることを考えていきたい。
E委員
・視聴覚障がい者情報センターの取組についての説明と紹介
・学校や関係機関と様々な面で協力しながら進めていきたい。
F委員
・先日、視覚障害者福祉協会に、見えなくなって困っているという方から問い合わせの電話があった。
車も運転されていた方だが、見えなくなって、ほとんど家から出られなくなってしまったという方だったので、私の方で訪問した。
・今でも実際にそういう方がいる状況である。
視覚障がいというのは、とにかく情報が入ってこない、自分から見たくても大事な書類が読めない、郵便物が見られないということで、本当に情報が入ってこないのが障がい特性である。
その方は白杖もなく、時間はラジオの時報で聞いている状況であった。
・この学校運営協議会で様々な立場の方と情報が交換できるので、そういったことを当事者の方に還元できるように、そして生徒が卒業してから孤立しないように、いろいろな方に援助依頼ができるように、そしてできることは自分でできるように、支援につながっていければと思っている。
G委員
・学校経営計画の説明を受け、改めて最終目標は、卒業してから社会で自立して幸せに暮らせるようになることだと感じた。
・今回、専攻科 3年生が5名在籍し、今年卒業した方のうち1人の方がまだ就職活動をされている状況も聞き、卒業した後に就職が決まらないという状況にならないように早め早めに協力できることがあればやっていきたいと思った。
H委員
・視覚障がいの息子を持つ親の立場からこの会の役に立てたらいいなと思っている。
・息子が生まれた17年ぐらい前には、見えない子をどうしたらよいか情報がない状況だった。
今はネットが発達しているが、それでもどうしていいかわからないお母さんたちもいると思う。
また中途失明した方も、見えなくてどうしていいかわからないという方もたくさんいると思われる。
そういう方の役に立てる何かアイデアを出せたらと、今日の話を聞きながら思った。
・息子は今年度で卒業なので、卒業してからの不安もかなり大きい。
この地域で生きていけるようにどうやって息子を助けてあげたらいいのかということも深刻である。
・私は2年前から視覚障害者福祉協会でガイドヘルパーを始めた。
利用者の方と話していて様々な困りごとを聞き、そのようなところの助けになりたいと思っている。
一年間、この学校運営協議会で様々な方の話を聞きながら、私もいろいろ考えたいと思った。
I委員
・息子が卒業してから4年になるが、外部との接触がほとんどなくなった。
学校にいるときは学校からの発信があり、障がい者スポーツ大会などにも参加できたが、今は自分から、親が情報を取りにいかなくてはならない。
・卒業後、福祉の事業所に行っているが、そこ以外との関わりはなく、外で何もすることがない状況である。
何とかしなければと、今年はその情報を先生たちからもいただき、情報収集をしていきたい。
他にも困っている卒業生、保護者もいると思われる。
・また、親亡き後、子どもはどことつながりを持てばよいかという不安もある。
今ある様々な関わりを生かすことを意識しながら、皆さんの話をたくさん聞いて一生懸命活動したい。
校長から
・様々な立場の方に参加していただいて、改めて私たち学校からの視点では見えないことや、見えないところでの様々な思い、お考えを伝えていただき本当にありがたいと思っている。
・今後、会を進める中で、お互いのつながりを強めていきながら、本校の子どもたちにとって、どういう学習活動ができるのか、地域との関わりも含め、先ほどの卒後のことも意識しながら活動したいとと考えている。
・また経営方針にも示したとおり、卒業して進路先が決まってそれで終わり、働くということだけに意識がいってしまいがちだがそれで終わりではなく、その働くことを取り巻く余暇やお楽しみ等、障がい者の生涯学習の方にもう少しシフトチェンジしていく、卒業後の生活についてもう少し考えながら教育を進めていくべきと、国も含めそのような動きになってきているので、本校の幼児児童生徒も、在学中に地域とつながることで世界を広げていくということも大事だと思っている。引き続き様々な立場、様々な視点からご意見等いただければ、本校の教育活動も広がっていくかと思う。
(8)連絡
事務局より、次回以降の開催予定について
(9)閉会
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