岩手県立盛岡視覚支援学校 学校通信 ~地域とともにある学校を目指して~
コミュニティ・スクール通信 第3号
令和7年7月1日(火)発行
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●東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会 優勝!
東北大会 3連覇
 決勝戦は青森盲学校。結果は2セットを連取した盛岡視覚支援学校が勝利したものの、ゲーム内容は、決勝戦にふさわしくどちらも一歩も譲らない攻防が続きました。2セット目は一時4点差をつけて試合を優位に進めた本校でしたが、後半は青森盲学校が素晴らしいねばりをみせ一進一退の攻防を繰り広げ、最後の一球まで目が離せない好ゲームでした。
 この大会を制した本校は、見事東北大会3連覇を果たし、8月に北海道で行われる全国大会の出場権を獲得しました。選手が1名少ない中での戦いでしたが、その分マネージャーを含め素晴らしいチームワークで勝利をつかみ取りました。今回の経験をふまえ全国大会では更にパワーアップした本校がきっと見られると思います。

●中学部・高等部 前期校内実習・職場実習
 中学部は3日間、校内実習に取り組みました。1年生の2人にとっては初めての実習でしたが、これからの進路を考える上でとても大切な経験になったことでしょう。
 高等部は、1年生が校内実習、2年生が校内実習と職場実習、3年生が職場実習をそれぞれ2週間取り組みました。3人とも進路に向けて大きく前進しました。

●歩行指導 ~仙台訓練センター~
 今年度は、年3回日本盲導犬協会仙台訓練センターから2名の講師を招いて歩行指導を行います。
 先日第1回目の歩行指導があり、10名の児童生徒が盲導犬とふれあったり、歩行訓練士の指導を受け白杖の使い方や歩行する上でのアドバイスをもらったりしています。

●救命救急講習会 ~AED・心肺蘇生法~
 これから暑さが厳しくなり、プール学習も本格化してきます。本校では、プール学習に限らず万が一心停止などの事故が発生した際に素早く対応できるスキルを身に付けるため、毎年職員対象の救命救急講習を実施しています。救命の鍵は、「最初の数分」といわれています。講習を受けることによってすべての職員が躊躇せず適切な行動をとることができれば救われる命の割合が高まります。
 5月30日(金)に盛岡中央消防署の職員を招いて救命救急講習会を実施し、心肺蘇生法やAEDの操作方法を学びました。毎年の講習会ではありますが、講習を受ける職員は真剣に消防署の方の話を聞きスキルアップにつなげていました。今後も研修を継続し、保護者の方々や地域の皆様にとって信頼できる教育環境づくりに努めてまいります。

●地域の皆様へのお知らせ
<寮祭>
 第63回を迎える寄宿舎のお祭りが、7月11日(金)に本校の体育館で行われます。当日は、参加される皆様と楽しい時間を過ごせるよう福祉事業所の方々による出店が準備されていたり、誰もが楽しめるゲームを用意したりと盛りだくさんの内容となっております。お時間のある方、関心のある方はどうぞお気軽にお越しください。参加においては、特に予約等は必要ありませんが、お尋ねになりたいことがございましたら、下記担当へご連絡ください。

<鏡を使わないメイク講座>
 障がいの有無にかかわらず、美容の楽しさを知ることは、これからの人生を豊かにする一要素となります。本校では福祉と美容をつなぐ実践者の方を講師にお招きして「鏡を使わないメイク講座」(7月18日・金13:30-15:30)を企画しました。実際どのようにしてメイクをするのか、興味ありませんか? 視覚支援学校ならではのこの行事に関心のある方は、お気軽に参加していただければと思います。もちろん見学だけでも構いません。もし参加してみたい方がいれば、7月4日(金)までに下記担当までご連絡ください。なお、当日は普段ご利用している化粧品やメイク落としなどをご持参くださいますようお願いします。お問い合わせは、下記担当までお願いします。
【担当】副校長(佐藤)電話:019-624-2996 

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