岩手県立盛岡視覚支援学校 学校通信 ~地域とともにある学校を目指して~
コミュニティ・スクール通信 第8号
令和7年1月31日(金)発行
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芸術鑑賞教室 ~フラメンコのちから~
 今年の芸術鑑賞会は、文化庁による学校巡回公演を活用して行われ、本校には、日本フラメンコ協会の方々が来校し、フラメンコの情熱や魅力を伝えていただきました。前日(当日は1月17日)からの舞台準備で普段の体育館とは思えない素晴らしいステージが出来上がりました。
 公演ではフラメンコについて次のような説明がありました。「フラメンコには、年齢、性別、国籍、プロとアマ、観る者と演じる者といったあらゆる垣根をこえてすべての人々にポジティブなエネルギーを伝える“ちから”があります」。お話をいただいたとおり、芸術鑑賞会では体育館にいるすべての人々の心をつかみポジティブなエネルギーに満ち溢れていました。
 実はこの公演が行われる前(12月)にも数名の日本フラメンコ協会の方々が来校し、事前にフラメンコのリズムやかけ声、歴史や成り立ち等をレクチャーしていただき当日十分に楽しめるように配慮していただきました。またそれだけではなく、当日のアナウンスも会場の様子やダンサーの衣装、ステージの状況等についても解説を入れながら公演していただき、本校の幼児児童生徒にとって十分に楽しめる環境を整えていただきました。子どもたちだけではなく保護者や職員にとっても存分にフラメンコの魅力を感じた貴重な時間でした。

仁王小学校交流 ~うきうき運動会~
 今年度最後の交流会は、みんなで運動会をしました。競技は「ボール落とし」と「ボッチャ」の2種目です。熱いバトルを繰り広げながらも楽しい時間を過ごすことができました。

防災出前授業 ~日本赤十字社 岩手県支部~
 中学部では、災害時における避難所での防災用品(災害用テントやトイレ、段ボールベッド等)の説明や使い方について、日本赤十字社の方からレクチャーを受けました。

「楽しむ」「体験する」「味わう」高等部・修学旅行 東京方面3泊4日の旅
 “伝統文化”と“テクノロジーの進化”この体験を一気に叶える東京に高等部の生徒が修学旅行に行ってきました。紙面に収まり切れないたくさんの写真と思い出をお土産に充実した4日間を過ごしてきました。
※写真のスーツケースは生徒の荷物ではなく視覚障がい者の移動を支援してくれるAIスーツケースです。

杜陵高校生によるプログラミング教室
 11月21日(木)杜陵高校生によるプログラミングの出前授業が行われました。情報通信系の進路を目指す3人の高校生がイモムシ型のロボットや球体型ロボットを活用しプログラミングの楽しさを教えてくれました。生徒たちは、なかなかイメージどおりには動かないロボットに苦労しながらも存分にプログラミングの面白さを味わっていました。杜陵高校生たちは、教えるだけではなく、視覚に障がいのある生徒への配慮についても事前に検討する等とても丁寧に取り組んでくれました。

不来方高校生による総合的な探究の時間
 12月10日(火)視覚障がい者への理解を深めることを目的に不来方高校生が来校しました。11月にも本校の生徒職員にオンラインインタビューを実施しており、今回は更に探究を進めるために来校し、本校で使用している「触れて学ぶ教材」や「便利なアプリ」について学んだり、アイシェードを装着して白杖と点字ブロックを頼りに歩行したりする体験をしました。

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