岩手県立盛岡視覚支援学校 学校通信 ~地域とともにある学校を目指して~
コミュニティ・スクール通信 第5号
令和6年10月1日(火)発行
・BACK
●全国盲学校フロアバレーボール大会
昨年に続き東北大会を制し全国大会へ出場したフロアバレーボール部。夏休み中も合宿練習を重ね8月20~22日にかけて行われた第8回全国盲学校フロアバレーボールTOKYO大会で全国の強豪に挑みました。会場のエスフォルタアリーナ八王子には全国の予選を勝ち抜いた10チームが集結。盛岡は2回戦鹿児島に逆転で勝利。準決勝では大会3連覇中の大阪南に挑み、残念ながら敗れてしまいましたが昨年に続き4位というすばらしい成績を収めました。大会直前の練習では、日曜日であるにもかかわらず杜陵高校の皆さんが手伝いに来てくれて激励の言葉をかけてくれました。大会の様子はオンラインでも放送され遠く離れた学校から大きな声援を送りました。
●不来方高校生徒との交流
不来方高校の生徒3名がフィールドワークとして来校しました。授業の中で視覚に障がいがある人も使いやすい食器をデザインし、製作した模型を持参しました。手にした本校の生徒、職員から色や形など様々な意見や感想が出され熱心に聞き入っていました。本校のサポートグッズルームも見学し改善点や新しいヒントをつかもうと熱心に学んでいました。改善された製品が楽しみです。
●点字ブロック理解推進キャンペーン
9月19日(木)、12回目の点字ブロック理解推進キャンペーンを行いました。このキャンペーンは点字ブロックの重要性を知ってもらうことと、JR盛岡駅に点字ブロックを意識した表現のアナウンスをしていただいていることに感謝を伝える取組です。JR盛岡駅に代表生徒2名、PTA会長、校長が赴き直接JR職員に感謝を伝え、駅利用者へポケットティッシュとチラシを配付しキャンペーンの意義を広めました。
●開校記念日
開校記念日である9月24日、「開校を祝う集い」が開かれました。「未来の柴内魁三へのエール」と題して本校の教員4名が座談会形式で中学部、高等部の生徒に語りかけました。テーマは柴内先生が残した校訓から「天を仰いで歩け」「自分のことは自分でやれ」の二つ。4名の先生の人生経験を踏まえながらの熱い話は聴衆の生徒、職員の心に深く響くものでした。「自分のことは自分でやれ、天を仰いで歩け」の校訓の意味を振り返る貴重な記念日となりました。
●秋の味覚
ヘレンケラー通りに面した敷地内に栗の木と柿の木が並びたくさんの身をつけて毎年私たちを楽しませてくれます。歩道を歩く近隣の子供たちも興味津々に眺めています。今年も大きく立派な栗が実り、みんなで手にして秋を実感しています。もう少しすると柿も食べごろになり、渋抜きをし、給食のメニューとして並び食欲の秋に嬉しい一品が添えられます。
・このページのTOPへ
・BACK
・盛岡視覚支援学校ホームページTOPへ