学校保健安全法施行規則で、インフルエンザの出席停止期間の基準は、
「『発症したあと５日を経過』し、かつ、『解熱したあと２日（幼児にあっては３日）を経過』するまで」となっています。
つまり、発症した日・解熱した日は０日で、その後５日・２日（３日）を経過しないと登校できないということです。
発症した日から数えると、６日間の出席停止が必要ということになります。
その後は、解熱した日によって出席停止日が延期されていきます。
「発症した日」は、病院を受診した日ではなく、インフルエンザ症状（３８度程度の発熱等の症状）が始まった日をいいます。
そのため病院受診時に医師に発症日を相談・確認することが必要です。
出席停止期間中は、家庭で安静に過ごしましょう。
また、「熱が下がり元気だから」と早く登校してもお帰りいただくことになりますので、登校基準はきちんと守りましょう。
１ 発症後1日目に解熱した場合
発症日（０日目） 発熱 出席停止
発症後（１日目） 解熱 出席停止
発症後（２日目） 解熱後１日目 出席停止
発症後（３日目） 解熱後２日目 出席停止
発症後（４日目） 発症後４日目 出席停止
発症後（５日目） 発症後５日目 出席停止
発症後６日目で登校可能
２ 発症後２日目に解熱した場合
発症日（０日目） 発熱 出席停止
発症後（１日目） 発熱 出席停止
発症後（２日目） 解熱 出席停止
発症後（３日目） 解熱後１日目 出席停止
発症後（４日目） 解熱後２日目 出席停止
発症後（５日目） 発症後５日目 出席停止
発症後６日目で登校可能
３ 発症後３日目に解熱した場合
発症日（０日目） 発熱 出席停止
発症後（１日目） 発熱 出席停止
発症後（２日目） 発熱 出席停止
発症後（３日目） 解熱 出席停止
発症後（４日目） 解熱後１日目 出席停止
発症後（５日目） 解熱後２日目 出席停止
発症後６日目で登校可能
４ 発症後４日目に解熱した場合
発症日（０日目） 発熱 出席停止
発症後（１日目） 発熱 出席停止
発症後（２日目） 発熱 出席停止
発症後（３日目） 発熱 出席停止
発症後（４日目） 解熱 出席停止
発症後（５日目） 解熱後１日目 出席停止
発症後（６日目） 解熱後２日目 出席停止
発症後７日目で登校可能
５ 発症後５日目に解熱した場合
発症日（０日目） 発熱 出席停止
発症後（１日目） 発熱 出席停止
発症後（２日目） 発熱 出席停止
発症後（３日目） 発熱 出席停止
発症後（４日目） 発熱 出席停止
発症後（５日目） 解熱 出席停止
発症後（６日目） 解熱後１日目 出席停止
発症後（７日目） 解熱後２日目 出席停止
発症後８日目で登校可能