令和2年度 第1回学校評議委員会報告
                                  

1.日時 令和2年6月25日(木)13:30~15:00
2.場所 盛岡視覚支援学校 視聴覚室
3.次第 
(1)開会
(2)校長挨拶
コロナウイルス感染症防止対策として3月から休校となったが卒業式は、実施することができ卒業生を送り出すことができた。
その後、入学生を迎え新年度を迎えることができた。
今学校では、家庭に朝の検温をお願いし、手洗いの徹底、教室の消毒、3密を避けるなどして学習活動を行っている。
自粛していた学習、外部からの研修者や講師等も控えていたが活動の幅を広げている。
このような状況の中で本当に必要なことは何か考えていきたい。
今日は、学校に対して新しい提案があればよろしくお願いしたい。
(3)自己紹介
(4)協議
ア.学校経営計画について(校長)
イ.学校概要について(副校長)
ウ.今年度の取り組みについて(各学部主事、各分掌部長)
エ.その他
(5)質疑等・提言
【質疑等】(●回答)
A評議員:理療科の実習は、今はどこかに出かけているのか。また、どれくらいの頻度か。
●7月から実施である。週に2回実施する。昨年はおでんせ本宮で3年生が、リバース岡本で2年生2名が行った。 
     
B評議員:高等部保健理療科の生徒は何人か。また、昨年大学進学のため参考書等の点訳依頼があったがそちらの道もあるのか。
●昨年度、今年度とも在籍なしである。昨年度の専攻科の卒業生は、一般就労と福祉的就労で2名である。進学先としては、筑波に大学がある。また、筑波の方にも専攻科がある。

C評議員:進路について、高齢者施設は、マッサージ以外の仕事を求められるということだが他にはどんなことか。
●一日中マッサージだけをしているわけにはいかないので、食事の配膳や トイレの誘導などがある。
また、例えばだが、ピアノが弾ける卒業生がおり、ピアノを弾くことで利用者に喜ばれている。ピアノができることが強みになった。マッサージ以外の特技があると強い。

D評議員:北山自治会は、これまで交流していたが、視覚支援学校の生徒数が減少し、自治会のメンバーも高齢化して文化祭のステージにも出られなくなっている。果たして継続して今までどおり活動できるのか。これからの関わり方を後でゆっくり相談したい。
●地域連携は時間をかけ、今年度取り組みながら相談していきたい。
     
E評議員:理療科の生徒が増えたということだがどんな形で入学してくるのか。
●医師の紹介で相談に来る方が増えている。県外とも連携を取りながら進めている。本校職員の中にも地域の方からの情報で本校に入学し、資格を取った職員もいる。
     
C評議員:校外の支援相談もしていると聞き驚いている。幼児教室を行っているが、来年度の就学予定者は何名か。また、支援先に行ってどのようなことをしているのか。
●年長児は、3名いる。就学については、まだ検討中である。支援先では、視力が弱いだけでなく苦痛な見え方(紫色に見えたり、丸いものの横から見る感じだったり等)をしており、見え方が様々である。
拡大ももちろん必要で拡大読書機や単眼鏡なども貸し出しているが、支援に行っている児童は、「みるものによって使いやすい機器がある。」と話している。場面に応じて使い分けてもらっている。その他チョークの色とか座席の位置など伝えている。
     
D評議員:冬場先生方が雪かきをしているのを見て頭が下がる思いだ。小さな子どもから大人まで指導するのは大変だと思う。昼休み寄宿舎まで歩いている様子を見て感心している。
先生方はずっとそばについているだけではなく自分たちでできるよう支援している。寄宿舎は大人もいるということで何かだめなことなどあるのか。
●社会人は、たばこ、お酒、遊技場の出入りは禁止である。
     
B評議員:在学している児童生徒で一番小さいお子さんで何歳か。また、一番上は何歳か。
●一番小さい児童は2年生で一番上は、50歳である。

C評議員:校庭にある体育館は、どうなっているのか。
●老朽化が進み一切使用していない。寄宿舎の奥の図書館は、取り壊す予定である。

D評議員:他校との交流についてだが、今年は延期や間接交流というような説明があったが、仁王小学校との交流はやっていないのか。仁王児童館の館長をしていたときにいつもどんなことをするのか楽しみにしていた。
視覚支援の子どもだけでなく仁王小、上田中の子ども達も育てていただいている。よい取り組みなので今後も行ってほしい。
●仁王小学校とは、音楽会を毎年行っている。一日交流等もある。今年は、コロナ感染症の関係で間接交流もあるが、できる範囲で交流をしていきたい。

E評議員:写真を見ると拡大読書機がブラウン管であったが、今でも使っているのか。
●今も使っている。ブラウン管のものが見えやすい生徒もいる。

【提言】
E評議員:コロナウイルス感染症は、端から見ても学校行事、学習指導と見えないところでご苦労されていると思っている。先生方に敬意を表したい。
小学部は、点字指導・歩行訓練などを行っているが、小さいときから行った方がよい。弱視であっても点字指導は必要である。徐々に見えなくなっていくこともある。点字が読めることが大切である。
点字・歩行・白杖訓練このあたりをしっかり行ってほしい。中途で入ってきた方は、学校にいるうちに学んだ方がよい。先生方が工夫することが多いと思うがよろしくお願いしたい。

D評議員:地域の活動の中に視覚支援の児童生徒が入ることによって私達が与えていることもあるが、同時に仁王小の子どもたちも育っており、自然に与えられている。
仁王小のある父兄は、視覚支援学校とお付き合いするようになり、聾学校とも関わりを広げることができた。

A評議員:さわら園は、松園地区に開設した障がい福祉サービス事業所である。「地域に開かれた施設」をコンセプトに、地域の方々に利用していただけるレストランやレンタルスペースを備えているほか、福祉避難所としての機能も備えている。
今回のコロナ感染症のために様々な制約の中での営業を強いられている。日中一時や送迎バスの利用を遠慮していただいたり、昼食は、2回に分けたりしている。40名定員ということで3密状態になりがちである。このような制約の中でできることは何なのか。これから数年先、長期的な視点で職員が一丸となって取り組むことによって新しい考えが浮かんでくると考える。
視覚支援学校出身の全盲女性がいるが、学校生活に培ったビーズ通しなど細かな作業を行っている。そのスキルを生かし、日々製品作りを行っている。
文化祭ではこのような状態なので販売に来られないと思うので、製品だけでも置かせていただきたい。
 
B評議員:先生方一人一人前向きに工夫・努力されている。支援相談は、支援学校に入っている児童生徒の生活の自立のためにあるのだと思っていた。校外支援をしていることを知って素晴らしい活動をしていると感じた。
点字ボランティアをしているが、参考書とか問題集をみんなでモチベーションの上がる仕事としてやっている。やりがいを感じている。側面から協力したい。

C評議員:コロナ感染症についてであるが、視覚障がいのあるものにとっては、マスクをし、バスに乗るが、結局手でさわらないといけないという状況だ。このままゼロ(岩手県感染者)で終わってほしい。今回の学校評議員会は、スライドがあったので、「新しい評議員会」に感じた。よい評議員会であった。
(6)閉会