自分たちの興味が、地域の役に立つ
令和3年度に設立された
「伊高むらおこし会社」
総合的な探究の時間の中で、生徒のみなさんが興味のある分野と「地域」を関連づけた活動をしています。また、商品の販売は村からの資本金を原資に行っており、リアルなビジネスの一端に触れることができます。
活動内容は、毎年生徒の希望を調査してプログラムを考えます、チャレンジしてみたいことがある人は、教えてください。
どんなことをするの
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地域の特産を生かした商品開発
地元や近隣市町村の事業者にご協力いただき、地域の特産品を使用した商品を開発します。商品自体の構想からパッケージ、価格の設定まで生徒が携わり、利益を追求した活動を行っています。
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村の魅力を伝える映像制作
村や高校をPRするべく、生徒が脚本から撮影・出演まで行い、動画の制作をしています。これまでに制作された3本の動画は、Youtube等で公開したり、村の産直施設で放映されたりしています。
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みんなに楽しんでもらうゲームを制作
村や高校を題材にしたゲームの制作をします。ゲームという若者ウケのいいコンテンツを通して、村を知ってもらうことが狙いです。制作にあたってプログラミングの基礎が学べる点もポイントです。
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地域のために活用しようドローン操縦
ドローンについての知識と技術を学び、地域のために活用するにはどうしたらよいかを探求しています。ドローンの活用は近年広がりを見せているため、身につけたスキルが今後役に立つかもしれません。
- 令和3年
- 令和4年
令和3年
商品開発村の業者とタッグを組んで。
1くのへ一寸ほうき&一寸ささら
村の伝統工芸品である南部箒を手軽に手にとってもらえないかと発案されたもの。
2甘茶ティラミス
村の特産品である「甘茶」を使用したティラミス。
小笠原さんのご厚意で現在も店頭に並んでいます。
3甘茶ブレンドマスター
「甘茶」の甘みを利用し、他の茶葉とブレンドしたお茶。
4鳥みそキューブ岩手県民に愛されている南部せん
べいの製造の際にでる細かい端材をキューブ状に固め、とり味噌で味付け。
〈協力企業〉
小井田立体農業研究所、おりつめ工房、高倉工芸、小笠原菓子舗、盛岡
アビリティセンター、七戸産業、石橋煎餅
映像制作「みんなかだって」
伊保内高校の魅力発信のために制作された。本校伝統の「江刺家神楽」が題材となっており、廃部寸前の郷土芸能委員会が復興を目指すストーリーになっている。生徒や先生が出演し、一部撮影作業も生徒が担った。
販売会生徒自ら商品を販売
完成した商品は、生徒たちが実際に店頭に立って販売会を行いました。令和3年度は、村内では道の駅オドデ館、まちの駅まさざね館、村外ではイオン盛岡店で実施し、特にまさざね館では販売開始前から行列ができすぐに売れ切れる商品もあったほどの大盛況でした。
令和4年
商品開発村の業者とタッグを組んで。
1キューコロ
村の特産である山ぶどうやくるみが入った一口サイズのシュークリーム。
2フルーツせんべい
南部せんべいにドライフルーツをトッピングしたもの。
3モナ神楽
かつて救荒食として、食べられていたどんぐりと村の特産甘茶を使用した最中。
4わさチキ
生産量がトップクラスの鶏肉を使用したわさび味の唐揚げ。
〈協力企業〉
小笠原菓子舗、石橋煎餅、栄宝堂、山長ミート
映像制作「そしてまた俺たちは笑顔で」
前年度に引き続き、伊保内高校をPRするために制作されたPV。部活をテーマにした青春ストーリーです。今作の脚本はすべて生徒たちが仕上げました。出演、撮影も勢力的に行いました。
ゲーム制作村キャラクターのRPGなどを制作
・「Adventure of obuchiki」
九戸村を舞台にしたRPGゲーム。村で誕生した大人気キャラクター
キングオブチキンが、魔物に占領された村を救うために旅に出ます。
・「九ノ世界」
村を舞台にしたノベルゲーム。脚本はすべて生徒が考えました。
販売会道の駅オドデ館で販売会
令和3年度に引き続き、令和4年度も生徒自らの手で販売会を行いました。村内では産直オドデ館、村外ではイオン盛岡店、さらに川徳壱番館での販売も加えました。昨年度より売り上げを落としてしまい、課題の残る結果となりました。
最新の情報や現在の活動風景は、
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