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校長挨拶


  本校は、昭和23年4月、一関第一高等学校定時制課程普通科流れ分校として発足し、翌年花泉高等学校定時制として独立、昭和25年4月に定時制を廃止し、全日制となりました。平成29年には創立70周年を迎え、これまでに9000名を超える卒業生を輩出しています。

  本校は校訓として「知行合一」を掲げています。これは、中国の明の時代の学問・陽明学の基本思想の一つであり、知ることと行うことはもともと一つのもので、本当の知識には必ず行動が伴うものであるという意味です。本校ではこの校訓の下、一人ひとりの個性を生かし、能力を伸ばす教育を実践しています。

  本校の素直で前向きな生徒たちは、明るい雰囲気の中で、落ち着いて学習に励んでいます。また、運動部、文化部とも意欲的に部活動に取り組んでいるほか、地域行事へも積極的に参加し、ボランティア活動等にも熱心に取り組んでいます。

  進路指導においては、4年制大学、短期大学、医療系を含めた各種専門学校への進学や、公務員、県内外への就職など、生徒たちの多様な進路希望を実現するため、少人数指導や資格取得の奨励のほか、教育課程では学校独自の教科を設けるなどの取組を行い、近年は進路決定率100パーセントを継続しています。

  今後とも教職員一丸となって本校の充実・発展に努めて参りますので、保護者の皆様や地域の方々からのご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

岩手県立花泉高等学校長  橋本 ゆかり