昨年度、会員の皆さまからいただいた『会員の声』の中で、
困っている内容として多かったのは「児童
 生徒の心身のケアの必要性を感じる」で、年連続で番多く挙げられていました。

 「知識やスキルの不安がある」と「児童生徒の身体面の保健指導の必要性を感じる」は、前年度と比べて
 多く挙げられた項目です。知識やスキルの不安が多く挙がったのは、近年、養護教諭の採用数が増え、経験
 年数が少ない養護教諭が増えた影響もあると思われます。

 以前は、「子供の家庭状況把握の難さ」、「体育館や校庭の使用制限があるため遊びや運動が不十分」、
 「同僚の心身の疲労」等も多く挙げられており、時間の経過により状況が変化していくことがわかりました。

   東日本大震災支援対策委員会としての活動は、今年度が最後となりました。委員会の活動を振り返り、
 その時、その地域にあった支援をすることが必要だと感じています。

   今年度も、会員の皆さまから『会員の声』を募る活動を行います。また、これまでの活動をまとめて記録
 に残していきたいと考えています。

  本委員会の活動に御理解をいただき、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

委員長 石橋 寿子

東日本大震災支援対策委員会 委員長挨拶