岩手県学校保健会護教諭部会長挨拶  
   会長 村上 百合子  
    皆様には、日頃より本会の活動にたいして、深いご理解とご支援・ご協力をいただき、ありがとうございます。
 今年度も昨年度と同様に定期代議員総会は書面開催となり、その議決承認を経て今年度の本会事業をスタートさせていただきました。昨年度に引き続き、皆様の協力のもと役員一同頑張ってまいりたいと思います。

 さて、今年度も新型コロナウイルス感染症の動向を注視しつつ事業を展開していくととなります。国内の規制は緩和されてきていても、感染者数は未だ低い水準であるとは言えない状況です。窮屈な日々は続きますが、本会で予定されている活動を進めていくことができるよう、努力していきたいと考えます。
 
 新型コロナウイルス感染症の影響は、今年も各学校の運営にも大きく影響していることと思います。感染者数は1年前の同時期よりも増え、特に若年層の罹患者が増大しました。ウイズコロナと言われる昨今、生徒の健康や安全に関わっていく養護教諭としては、気の抜けない状況下であることに変わりありません。これから暑くなる季節、熱中症対策や新型コロナウイルス以外の各種感染症予防にも注意が必要で、心の健康やケガ防止にも気を配っていかなければなりません。種々の問題に対応していくため、周囲の職員や外部機関との連携をより一層大切にしていく必要があると感じております。

 養護教諭としてかかわる問題は多岐にわたります。一人で無理することなく、周囲の協力・理解を得つつ対処していってほしいと切に願います。児童生徒の健康は大事ですが、それを支えるご自身の健康も大切にしてください。ご自愛し、元気に活動していただけることを願っております。

 最後になりましたが、今後とも岩手県養護教諭部会へのご支援・ご理解についてお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。

              令和4年6月
               岩手県学校保健会養護教諭部会会長 村上 百合子