山田高の2年生は、総合的な探究「復活の記憶」に取り組んでいます。山田町の災害史や東日本大震災からの復興を伝えた新聞を学習教材とし、復興・防災学習を進めていく企画です。生徒たちが作成した「碑の記憶」や「復興の記憶を語る」グーグルマイマップと、同町の新たな観光拠点として期待されるオランダ島を探究して考えた復興への道しるべを、自らホームページにまとめました。
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一班のオランダ島での感想 |
私たちは10月1日にオランダ島に行き、避難訓練と島の清掃をしました。避難訓練をして分かったことがありました。それは、避難路が2つしかないことです。そのため、避難が間に合わず、逃げ遅れたらとても危険だと思います。今後、避難路をもっと増やす必要があると思います。また、避難路の階段がとても急なので、お年寄りや体が不自由な人が避難するのはとても大変だと思います。階段を作り直すべきだと思いました。このように、たくさんの改善点がありますが、これからたくさんの観光客が来るように、たくさんのイベントを開催して、オランダ島が全国に知られてほしいと思いました。
私たちは山田町の山田湾に浮かぶ東北唯一の無人島海水浴場オランダ島へ行きました。
オランダ島では船着場の復旧工事や、トイレの建設工事、避難経路や避難場所の設置などが行われていて東日本大震災直後と比べると現在はかなり復興が進んでいると感じました。
しかし、実際に避難訓練を体験するといくつかの改善点を見つけました。
はじめに、避難路の階段がとても急でした。手すりなどの体を支えるものが無かったので、小さい子供や高齢の方がこの階段を登るのは、危険だと思います。
そこで、手すりを設置して、誰でも避難できるように改善すると良いと思いました。
2つ目に、避難経路を示す看板が破損していたり、看板が見えにくい場所にあったりと、大事な看板に問題があります。そのため、看板を壊れにくい物にしたり、もっと見やすい場所に設置したり、改善する必要があると思いました。
今後、SNSを利用してイベントの周知などを行い、魅力がいっぱいのオランダ島をたくさんの人々に知ってもらいたいと思います。多くの人から愛され、山田町を代表する観光地として盛り上がりを見せて欲しいです。
校外探究を通して学んだこと |
2020年10月1日、私たちは岩手県山田町の山田湾に浮かぶオランダ島で避難訓練をしました。
2020年10月1日、私たちは岩手県山田町の山田湾に浮かぶオランダ島で避難訓練をしました。
オランダ島は港から船で10分ほどのところにあり、美しい砂浜と海が特徴です。島からは山田町を一望できます。東日本大震災前は全国でも珍しい無人島の海水浴場として親しまれていました。震災から10年の歳月を経た今年の夏に再び山田町民限定で海開きされ、多くの方々が訪れました。
そんなオランダ島には避難経路が2つあります。下船した桟橋の近くに一つ、ほぼ反対側にもう一つあり、災害発生時にはすぐに避難できます。避難経路には階段が多い上に道のりも長く、手すりもないので、高齢の方々・幼い子供・妊婦の方々などは登りきるには時間がかかってしまうのではないでしょうか。
そのため、スムーズな避難を実現するために、現在の避難経路に新たに手すりを設置したり、手すり付きのスロープを作ったりすれば良いのではないでしょうか。
10年をかけてかつての姿を取り戻しつつある『山田町のシンボル オランダ島』に清掃活動やイベントを通して関わり、守り続けていきたいと感じました。
約10年前に東日本大震災が起きました。月日が経ち、復興が終わりを迎えつつある中、2020年10月1日に岩手県立山田高等学校の生徒が山田町唯一の無人島であるオランダ島へ足を踏み入れ、避難訓練を行いました。実際に避難してみると、避難路の階段が思ったより急だと感じました。手すりなどを設置するとより登りやすくなると思いました。今回、実際の避難経路や避難にかかる時間を知れたので良かったです。また、10年前に本当に震災が起きたのかを疑うぐらい、島の復興が進み、綺麗になっていたことに驚きました。復興までの道のりには、長く大変だったと思います。
この経験を通していろいろ知ることが出来たので、今後はオランダ島でイベントなどを開催し、多くの人に訪れてもらいたいです。
オランダ島での校外探究 |
2020年10月1日に、私たちは山田湾に浮かぶオランダ島へ行き、清掃活動と避難訓練をしました。オランダ島での体験活動を通して様々な改善点を見つけることができました。
はじめに、看板が壊れていたり、急な階段に手すりがついていないなどの問題があると感じました。この点を解決するためには、看板を固定することや、転落防止の手すりや柵をつけるなどの対策が必要です。
また、砂浜を清掃し、東日本大震災後の復旧工事の様子を見て震災前のように魅力的な観光資源に戻りつつあると思いました。
オランダ島を山田町の観光資源としていくために、多くの人に山田町を訪れてもらい、オランダ島を震災前のように活性化させていきたいと思います。
私たちは、山田湾に浮かぶオランダ島に行き、避難訓練をしました。砂で足場が悪く、岩もあり、つまずきそうになりました。また、避難路の登り口には避難誘導の看板がありましたが、階段がとても急だったので登るのがきつかったです。急な階段のところに手すりがあんまりなかったので、最後まで設置してほしいと思いました。オランダ島は震災前、ビーチフェスティバルや、サンダル飛ばしのイベントがありました。これから先のオランダ島については、避難誘導の看板をお年寄りなどが見やすい大きさにしてほしいと思いました。そして、もっと観光客を増やすためにSNSなどで島の魅力をで発信していきながら、昔のようにイベントなどを復活させていきたいと思いました。
オランダ島完全復活への軌跡 |
山田高校2年生は10月1日、山田湾の中央に浮かぶオランダ島に行き、避難訓練をした。
実際に避難してみると、階段の一段一段が高く、高台までの距離も長く、息が切れました。小さい子どもやお年寄りの避難はとても困難だと感じました。その他にも避難路の看板の大きさや、避難放送の聞こえにくさが気になりました。今後キャンプ場ができれば夜間も人がいることがあるので、照明を設置するべきだと感じました。
実際、津波が来たら誰がそこにいるのか、どの場所にいるのかわからないので、今後オランダ島での避難訓練を増やしていくべきだと思います。これらのことを改善していき、安全に海水浴やキャンプを楽しめるオランダ島にしていきたいと思います。
これから、山田のシンボルオランダ島をいろいろなところに発信していきたいと思います。
山田高校2年生は10月1日、山田湾に浮かび、東北唯一の無人島の海水浴場があるオランダ島を訪れて避難訓練を行いました。島の完全復活にはまだまだ時間がかかると感じました。
オランダ島は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けましたが、約9年の時間を経て再び元通りの姿に戻ることができました。新しく島を1周できる遊歩道が整備され、現在トイレやシャワーなどを建設しています。その中で、私たちは避難路に注目しました。避難路は2ヶ所あり、その避難路を利用して実際に震災がきたことを想定して避難しました。避難路から高台までの距離は予想以上に長く、階段の段差がバラバラでとても大変でした。しかし、津波から逃げるためにはこれくらい大変な思いをしなくては逃げられないとも感じました。避難訓練が終わった後、班のメンバーと避難路について話し合い、階段の段差がバラバラだったことや、手すりがあるところとないところがあったことなどが主に課題としてあがりました。このままでは小さい子からお年寄りまでが安全に避難するのは困難だと思います。幅広い年代の人たちが安全に避難できるように、階段の段差の改善や手すりの設置などが必要です。
今回初めてオランダ島で避難訓練をしてみて、津波から身を守る大変さを改めて感じた。そして実際に避難をしてみて、これからのオランダ島の課題を見つけられた。その課題を改善し、これからも山田町の「シンボル」として輝き続けてほしい。
オランダ島の変化 |
10月1日山田高校の2学年はオランダ島に行ってきました。そこで私たちは、避難訓練をしました。とても大変で辛かったです。
なぜなら、オランダ島にある避難場所に行くまでに階段が沢山ありました。坂が急になっていたり、上に登るまで道がとても長かったり、足場が悪かったりしていたからです。お年寄りや小さい子どもたちにとっては、避難場所に行くまでとても大変だと思います。手すりをつけたり、足場や階段の幅を直したりした方がいいと思いました。また、避難をするときに看板が立っていたりしていて避難がしやすかったです。しかし、看板が小さすぎてしっかり見ないと見えなかったので、看板を大きくするなど、工夫が必要だと思いました。避難を呼びかけるための放送は音が小さくて、海で遊んでいる人たちには聞こえづらいと思うので、より大きい音にした方がいいと思いました。まだまだたくさんの改善するべきところが見つかったので、そこを見直しながらオランダ島を復活に向けて事業を継続してほしいです。
私たち5班は10月1日、山田湾の中央にあるオランダ島に行き、避難訓練をしました。避難訓練をしてみての感想は、避難する階段の幅がバラバラで登りづらかったです。また、実際に災害が起こって避難をする時は、お年寄りやその家族がオランダ島でキャンプをしている可能性もあり、避難は大変だと思いました。オランダ島の避難路に手すりが最初の辺りにしか設置されておらず、とても登りづらいと感じました。避難路に照明を設置したり、避難路を示す看板を島を訪れた人が一目でわかるような工夫をするべきです。また、階段の幅をもう少し広くし、人一人が登れる幅ではなく、一つの段差に二人登れるくらいの幅にし、オランダ島に初めてきた人でも素早く避難できるような改善をした方がいいのではないかと思いました。オランダ島は、今後観光にも利用されることを知りました。オランダ島の課題を改善し【山田町の観光資源】として守りたいと思いました。
避難訓練inオランダ島 ~理想と現実~ |
私達は、10月1日、オランダ島へ行き、清掃活動を行い、避難訓練にも参加しました。避難訓練では、改善すべき点がいくつかあると感じました。
まず、避難場所がどこにあるかを示す看板はあったものの、小さく、目立たない所にあったので、少し困ってしまいました。
沢山の人の目につくように、もっと目立つ場所に看板を移動させ、大きくするなどの対策が必要と感じました。
次に、避難路は険しく、私達高校生でも「辛い」と感じる程でした。
私達は健康な高校生だから、辛くても何とか登ることが出来ましたたが、お年寄りや小さな子供たち、妊婦の方のことも考えると、もっと避難路の傾斜を緩やかにし、手すりを付けるなどの対策が必要だと感じられました。
また、私たちは昼間に登ったということもあり、あまり気にしていませんでしたが、実際はライトなどの灯りも無く、夜に登る際は暗くて更に大変になると思います。
島や避難路にライトを設置するなどの対策も講じる必要があると感じられました。
私たちは2020年10月1日、オランダ島を訪れました。私の印象としては、島の完全復活に向けて改善の余地があると感じました。
震災から10年近く経ち、徐々に町の景観も戻りつつある山田町。オランダ島も2020年8月、山田町民限定ではありましたが、海水浴場が再開し、改めて復活を果たしました。
私たちは今回、特別にオランダ島を訪れ清掃活動をし、避難訓練にも参加しました。避難訓練を振り返ってみると、改善点がいくつか有ると感じました。例えば、下の写真のような避難経路がありましたが、人1人分の幅しかなく狭い上、道のりも長く、私たち高校生にとっても大変だと感じるものでした。
災害は非情だ。いかなるものにも牙を剥く。オランダ島に高齢の方や幼児連れの方が訪れていたと仮定しましょう。私は、現在のままでは避難に時間が掛かるだろうと予想しました。それを考慮すると、「経路を緩やかにする・夜に避難する事態を想定しライトの設置をする」といった工夫がもう少し必要なのではないだろうかと感じました。
山田町のシンボル |
10月1日に、私たちは山田湾に浮かぶオランダ島の魅力をより深く知るために現場に行きました。
オランダ島は、東北唯一の無人島にある海水浴場で、山田湾のシンボルです。東日本大震災以前は、観光客が多く訪れていた知名度あるスポットです。
そのオランダ島で、今回避難訓練を行いました。高台に続く階段を上る避難方法でしたが、階段に強弱がついており、お年寄りや子どもが登るのは大変だと感じました。「危険」などと大きく記した看板や手すり、階段の整備などをすれば登りやすいと思いました。
オランダ島がこれからも山田町のシンボルであり続けるように、島の環境整備や建築作業、砂浜の掃除を手伝うなど自分ができることをしていき、オランダ島を支えていきたいです。
そのオランダ島で、今回避難訓練を行いました。高台に続く階段を上る避難方法でしたが、階段に強弱がついており、お年寄りや子どもが登るのは大変だと感じました。「危険」などと大きく記した看板や手すり、階段の整備などをすれば登りやすいと思いました。
オランダ島がこれからも山田町のシンボルであり続けるように、島の環境整備や建築作業、砂浜の掃除を手伝うなど自分ができることをしていき、オランダ島を支えていきたいです。
私たちは、山田湾のオランダ島に行きました。
オランダ島では、島の清掃活動や避難訓練をしました。オランダ島を一周しながらみんなでゴミを拾ったので、来た時よりも綺麗にし、オランダ島の環境美化に貢献できました。避難訓練では、階段を上って高台に避難しました。高台は休めるところが無いので、避難した際、安心できるところが欲しいので避難所を設置すれば、安心できると思いました。これを改善すれば来てくれる観光客も安心でき、興味が出てくる人も増えていくと思います。
オランダ島にたくさんの人が訪れるようになってほしいです。
オランダ島を体感して |
私たちは10月1日、防災学習の一環として、山田湾に浮かぶオランダ島に上陸しました。オランダ島は、東北唯一の無人島海水浴場です。オランダ島へ上陸して、最初に島を散策しながら清掃活動を行いました。島は周囲900メートルあり、一周してみると広い島だなと感じました。周りは海に囲まれているため、陸と海に挟まれて散策することができます。
島では避難訓練を行いました。地震が発生し津波が来るという想定で、島にある防災無線の放送を聞きながら高台へ避難しました。島には避難路が2本あり、同じ高台へ避難できます。登ってみると、2本とも急で長い階段で、高齢者や子供連れには苦しいだろうと感じました。多くの人がスムーズに避難できるように手すりや照明をつけるべきだと思いました。そして、避難場所となる高台は数日間過ごせるような設備が必要と思いました。島なので救助が遅くなる可能性が非常に高いので、倉庫を造り、非常用の食べ物や物品を置いたほうがいいと思いました。
山田町の観光資源として多くの人にオランダ島を体験してもらうためにも上記の点を改善すべきだと思います。今回の活動を通して、更に多くの人々が山田町を訪れ、町の良さを知ってほしいと思いました。