岩手県立遠野高等学校
Iwate Prefectural Tōno Senior High School
真の交流から学ぶこと
2008/03/17
派遣団編集者
1年 及川旺子
3週間というチャタヌーガでの生活はあっという間に終わりました。しかし、私たちは決して色あせない思い出を手にすることができました。この国際交流には、遠野高校9名、緑峰高校2名、先生方3名の14名で参加しました。
初めは誰もが「言葉の壁」「文化の壁」に突き当たりました。しかし、それを自分たちで乗り越えコミュニケーションを図る大切さを学びました。いつもとは違う世界で生活することによって、視野を広げるいい経験になったと思います。そして、アメリカ生活を通して外国の良さを学ぶとともに、日本文化の良さも学ぶことができました。
アメリカは何に対しても「消費、消費」の連続でした。ファーストフードをはじめとし、いたるお店でたくさんのごみが出されていました。日本は「もったいない」をベースに資源を大切にし、できるだけごみを出さないようにと考える国です。私たちはこの違いにとても驚きました。
しかし、アメリカの素晴らしいところもたくさん発見ことができました。それは、「人々がとてもフレンドリーである」ことや、「自分の意見をしっかり伝える」ことです。例を挙げると、私たち日本人生徒が初めてCSASの生徒に会ったとき、すぐに声をかけてくれ、とても親切にしてもらいました。友達になるためにそう時間はかかりませんでした。そして、アメリカの生徒たちは、政治にとても興味を持っています。中高生でも日常的に話題として話をします。私たちが主に耳にした内容は、今最も注目を集めている「オバマ氏」「クリントン氏」についてでした。私たち日本人の中高生が友達と政治の話をすることは極めて少ないことだと思います。しかし、アメリカではそれが日常的になされていました。自分の意見や、感じたことをしっかりと周りに伝えていました。消極的な日本人とは大きく異なっていると思いました。
日本には日本の良さや見直すべき点があるように、アメリカにも良い所、見直すべき所があるのだと実感しました。それは直に現地で生活することでしか解りえないものだったと思います。
チャタヌーガでのたくさんの人たちとの出会いは私たちの心を大きく成長させてくれたと思います。本当の家族のように接してくれたホストファミリー、CSASの生徒たち、先生方には心から感謝しています。
私たちは、この交流事業で体験してきたことを自分たちのものだけにするのではなく、多くの人に伝えていかなければならないと思いました。アメリカや国際交流にあまり興味がない人たちへ…たくさんのひとに。たくさんのすばらしさを。