演題「私が出会った 千高生から千高魂と底力〜」

一関市教育委員(元千厩高校教諭) 内田正好先生 於:第一体育館

本年度は、6月8日が日曜日に重なったため10日(火)の午後に講演会を開催しました。講師は、一関市教育委員で元一関一高校長で昭和63年から平成8年まで旧千厩高校に勤務されていた、内田正好先生に依頼しました。

当時の千厩高校の活動と生徒の気質を振り返り、「私が出会った千高生〜千高魂と底力〜」という演題で情熱を込めて講演していただきました。生徒・職員・保護者800名が、その話術に引き込まれ、あっという間に70分が過ぎました。

<生徒たちの感想>

 @内田先生のお話を聞いて、やっぱり千高へ入ってよかったと思った。全国に誇れるものがいくつもあり驚いた。特にソフトボールはすごい。ひざのじん帯を切ってもパレードに参加する「千高魂」はすごい。これからは先輩たちに負けないように「千高魂」を大切にし、学校生活を楽しんでいきたい。

 Aこの講演で一番印象に残ったことは、野球応援についてです。負けても最後まで応援するということに感動しました。そして、野球応援だけでなく、千高には誇り高き伝統が数多く引き継がれているので、これからも伝統を守っていきたい。

 B内田先生のお話は、表情豊かに熱心に面白おかしく話してくれたので、聞いていて飽きることがありませんでした。当時の出来事をセリフそのままに話していただいたので、当時の千高を知ることが出来ました。当時の千高の先輩たちは、感情を表に出して頑張れる勇気のある人が多かったのだと思いました。僕たちの中には、間違いを犯しても謝ることが出来なかったり、周りの目を気にして何も出来ない人もいます。それでも同じ学校の先輩に出来て、僕たちに出来ないはずがないので、将来へ向けてしっかり成長していきたいと思いました。

 C高校入試のときに千高の歴史や行事、生徒会活動について学ぶことはありましたが、今回のように当時の様子や活躍ぶりを深く学ぶことはありませんでした。県内で8番目に古く、創立107年という伝統を受け継いでいけるように、千高生として自覚を持っていきたいと思います。そして、歴代の先輩方に負けないような千高魂を持ち、活躍していけるよう何事にも集中していこうと思いました。

 D千高の栄光に彩られた歴史が、今回の講演で分かったし、自分は誇るべき千高生なのだということがわかった。それに千高は、「文武両道」のとおり、運動部や文化面で素晴らしい活躍をしているので後につないでいきたいと思った。

 E今回の講演会で「千高魂」とは、千厩高校が開校してから千高生ひとりひとりが野球応援や生徒会活動などを通して、他の学校に負けず、どんどん成長してきたものなのだと思った。僕も、この千高魂を受け継いでいきたい。