
高校生おおはさま留学生
在校生から
【2期生(2020.04入学)】 阿部浬歩さん(3年生)
中学校3年生のとき、大迫高校の文化祭で見た神楽に惹かれ、大迫高校へ入学することを決めました。しかし、自宅からの通学は難しいため、「高校生おおはさま留学生」の制度を利用することを決めました。小規模な学校ですが、みんな親しみやすく、楽しい高校生活を送っています。部活動は、学芸部神楽班に所属し、早池峰神楽の習得に励んでいます。早池峰大償神楽保存会の方に直接指導をいただき、神楽の魅力を深く知ることができます。また、地域行事に参加し、地域の方との交流も深まります。【岩手県 北上市立上野中学校 出身】
【3期生(2022.04入学)】 追木優輝くん(1年生)
「自立した人間に成長したい」。これがおおはさま留学を選んだ理由です。ワイナリーがあったり、自然が豊かで山々に囲まれていたりする風景が、秋保に似ていると感じています。入学してすぐに魅力化コーディネーターの鈴木さんの畑で、ブドウの栽培に関わらせて頂き、面白さや大変さを肌で感じています。今は自分が手がけたブドウが成長するのが楽しみになっています。これからの高校生活では、ブドウ栽培と神楽班での活動を通して大迫の活性化を目指したいと考えています。大迫高校に入学したことで、将来ワインやブドウにかかわる仕事に就きたいという夢ができました。【宮城県 仙台市秋保中学校 出身】
卒業生から
【1期生(2022.03卒業)】 早坂優聖くん
始まりは高校受験でした。地元で行きたい高校も特になく、勉強に身が入らない毎日を過ごしていたある日、中学校の先生の紹介で大迫高校の存在を知りました。私は、突然必死になって大迫高校のことを調べ始めました。惹かれた理由は「穏やかで楽しい学校生活を送れる」と思ったからです。自然に囲まれながら授業に参加する自分を想像して、大迫高校に入学したい気持ちがより一層高まり、「ここしかない」と感じました。親とも何度も話し合いをし、挑戦することにしました。無事合格した私は15歳で親元を離れ、岩手県立大迫高等学校へ入学しました。
部活動は「学芸部神楽班」に所属しましたが、1年生の時には退部も考えました。他の部員と比べると覚えが遅く、後れをとっていました。しかし、舞以外にも担当があると知り、「舎文(しゃもん)」に挑戦しました。結果、舎文担当として舞台に出たことで褒めていただいたことが自信になり、続けて良かったと思えるようになりました。
大迫町の方々は積極的で優しい人が多く、学生寮となっている寮のホテルから出るとき、「大迫高校の学生さん?」と、初めて出会った人に話しかけられたりすることが度々ありました。おおはさま留学生1期生でしたので、寮には私だけで、初めの頃は寂しい気持ちにもなりました。しかし、フロントのスタッフさんや浴場に来るお客さんとよく話しをするようになり、安心感がでてきました。この寮生活では、たくさんの人と交流しようという気持ちに考えを変えさせてくれた良い経験ができました。
活動の様子
地域みらい留学のプレゼン
お問い合わせ
「高校生おおはさま留学生」についての詳細は、花巻市大迫総合支所 地域支援室にお問い合わせください。 電話:0198-48-2111(担当:藤原)
下記の花巻市ウェブサイト「令和3年度「高校生おおはさま留学生を募集します!」ページをご覧ください。
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/kosodate_kyoiku/kyoiku/1005927.html
地域みらい留学(外部サイト)https://c-mirai.jp/schools/13