居住地校交流は、児童生徒が居住する学区の小・中学校に直接出向いて交流を深め、将来地域で生活する基礎づくりと理解促進を目的に、平成10年度より実施しています。交流では所属学年との交流を中心に授業参加やレクリエーション活動、体験学習など交流先の各小中学校の理解と協力の下、様々な形での学習経験を積んでいます。
  回を重ねるごとに交流も深まり、より積極的な学習活動が展開されています。
 
 

居住地校交流

  小学部4年生以上の児童と一緒の活動を通して、児童生徒会活動を中心に「クラブ
活動」「委員会活動」を行っています。「クラブ活動」ではレクリエーション活動を通して
集団を意識する気持ちや異年齢に優しくする気持ちなどを学ぶとともに、「委員会活
動」では自分たちの学習環境に対する意識を高めるよう整理整頓活動や清掃活動な
どに取り組んでいます。
 

特別活動

   全校児童生徒が協力して地域から牛乳パックを回収する「牛乳パック大作戦」と
中学部の生徒がペットボトルキャップを回収して創作活動やワクチンに換える団体
への寄付を行う「eco   de  VolArtプロジェクト」に取り組んでいます。
 リサイクル回収活動を通して、生徒の地域理解や環境資源への興味関心、社会
貢献活動への参加と発展する形で取り組んでいます。活動を通して交流校や地域
住民の方々とコミュニケーションの拡大も図られ、社会経験の拡大にも繋がっていま
す。

総合的な学習の時間

   生活に関わる「役割」や「手伝い・仕事」を発展させながら、将来の社会自立に向けて作業活動を通して働くことの喜びや達成感・成就感を味わわせる学習です。中学部の段階では作業技術等の習得ではなく、作業活動に対する興味・関心の育成、挨拶や返事などの態度の習得、同一作業に取り組む忍耐力や集中力、作業目標の達成感・充実感にみられる経験を特に留意して目標設定に取り組んでいます。
 本校では生徒の実態にあわせて「手芸」「リサイクル」の2班に編成し、年間を通して取り組んでいます。

作業学習

   言語、運動、情緒、行動の面で特に配慮を必要とする様々な状況に対して、個別的な配慮や具体的な支援を行いながら、日々の生活をスムーズに行うことができるよう課題の解決を図っていく学習です。通常学級では学校生活全般の中に目標を設定して取り組み、重複学級では時間を特設して取り組んでいます。
  小学部で身につけてきた学習能力を基本にしながら、生活に関連した課題を設定し、具体的な活動などを取り入れて将来の社会自立に向けた基本的な学習能力を身につけます。「国語」「数学」の学習課題の設定については個別の指導計画を基本とし、個々の実態に即した指導を展開しています。

教科学習(国語、数学、保健体育、美術)

日常生活の指導

生活単元学習

 朝の登校から始まり、着替えや整理整頓、排泄、食事、身体の清潔など、一日の生活の流れに沿って基本的な生活習慣の確立を目指すため、具体的・実際的な場面を設定しながら毎日反復して行っています。中学部ではこれらの基本的な力の育成を踏まえ、集団における礼儀作法や学習ルールの定着、自己統制など加えながら生活年齢に応じて望ましい生活習慣の形成が図れるよう取り組んでいます
 生徒が生活上の課題となる問題の解決に向けて目標や目的を設定し、実際的な場面や具体的な方法を用いながら学習していきます。
 中学部では生活単元学習について六つの基本的な柱を設定し、教科学習の指導内容と連携しながら授業計画を組み立て、実施しています。
 
中学部の学習について
行事単元
行事を通して体験することのできる達成感や成就感をはじめ、学校生活の
中で学習意欲や興味関心を引き起こす学習。
調理活動単元
数学、国語分野、認知、手指機能訓練をはじめ、生活経験拡大に向けた
総合学習。
季節単元
日常生活の中で季節感や生活習慣の変化を意識し、日々の暮らしの中に
    興味関心を持つ学習。
買い物単元
金銭実務を通して生活に係わるコミュニケーションなど生活の中にある身近
社会とのかかわりを経験する学習。
社会マナー
日常生活で必要性のある事柄を実際の活動を通して体験し、社会スキルの
向上を図る学習。
集団ゲーム単元
実態に合わせた数学、国語分野、認知、手指機能などの総合的学習内容の
展開と構成集団の意識化、コミュニケーション能力の向上。

自立学習



  手芸班では今年度もポケットティッシュケース、ビーズストラップ、毛糸のポンポン
マスコット(干支)など季節に合わせて製品を作っています。また、製品には生徒がデ
ザインしたブランドタグが付いているのが特徴です。7月のみたけ夏まつりなどで販売
活動もしています。

【手芸班】

【リサイクル班】
 
 リサイクル班では、地域から回収した牛乳パックや、地域の植物などを材料にして
 製品作りに取り組んでいます。奥中山を感じる製品作りを手がけています。