校長挨拶

                      あ い さ つ

                                      校 長   藤 原  斉
 
 本校は、昭和48年4月に創立され、機械科2クラス、電気科1クラス、設備工業科1クラスからなる県内8番目の工業高校としてスタートしました。その後2度の学科改編が行われ、現在は機械科、電気電子科、建築設備科の3科となっています。目指す学校像として「楽しく学び、明るく生き生きとした活力ある、魅力に満ちた宮古工業高等学校」を掲げ、校訓の「友愛」「協調」「責任」の下、生徒たちは学習活動や生徒会活動、部活動に一生懸命励んでいます。
 本校では、ものづくりを教育活動の中核とし、技能検定を始めとする資格取得や競技用ロボットの製作などに力を入れています。技能検定では高い合格率を維持し、ロボット競技では全国大会に出場するなど、生徒たちの技術力は確実に向上してきています。機械科の課題研究では精巧な宮古湾周辺の立体模型による津波実験装置を作製し、地域はもとより近隣の小・中学校で出前授業を行うなどして、津波防災意識の啓蒙活動を行ってきました。その功績が認められ、平成21年度のぼうさい甲子園において、ぼうさい大賞を受賞しました。
 部活動においては、毎年ほとんどの運動部が県大会出場を果たしています。文化部においても、工作部がワールド・エコノ・ムーブに出場し、太鼓部が地域のイベント等に参加するなど、活発に活動しています。
 また、地域に貢献するボランティア活動にも力を入れています。本校は、「南部鼻曲がり鮭」で有名な津軽石川のほとりにあり、全校をあげて川原の清掃活動を行ってきました。平成21年からは、「鮭の町クリーン大作戦」と称して近隣の小・中学校と合同で行うようになり、活動の輪が広がっています。
 宮古市は、日本有数のコネクタ産地であり金型関連企業の集積も進んでいます。平成19年度には産業支援センターを立ち上げ、産学官一体となった地域産業の活性化への取り組みを推進しています。本校に対する期待も大きくなっており、沿岸地域の産業振興に貢献できる優秀な人材を輩出することが本校に課せられた責務であると考えています。
「ものづくりのこころ」を大切にしながら基礎基本をしっかりと身につけさせ、生徒の進路実現を図ることによって地域の期待に応えられるよう、教職員一丸となって全力を傾けていきたいと思います。